自分で室内の除菌を行うことは可能?必要なものと除菌方法について

2024.02.16
自分で室内の除菌を行う

除菌作業を個人で行うことはできるのでしょうか?

本記事では自分で室内の除菌を行うことは可能なのか、また除菌に必要なものと除菌方法についてもあわせてご紹介していきます。

 

 

自分で室内の除菌作業を行うことはできる?

除菌ができる洗剤や道具、作業や作業後の処理時間があれば個人でも除菌は行えます。

効果のある除菌洗剤を使うと菌の抑制効果が得られますが、自分で除菌作業をするために必要なのは、効果のある洗剤だけではありません。

除菌をするには次のような道具も必要です。

 

  • 除菌道具
  • 綺麗な布
  • 高いところを除菌するための脚立
  • 光触媒施工など抗ウイルスコーディングが行える機器(あると尚良い)
  • 防護服(あると安心)

 

上記を用意し、定期的に除菌作業を行います。

除菌で利用した布は熱水処理をするなど、再度利用するための準備も必要です。

熱水処理をしたあとは、太陽の紫外線を浴びせることで除菌をします。

生乾きは別の菌が発生するので注意をしましょう。

自分でできる室内の除菌作業

自分でできる室内の除菌作業

自分でできる室内の除菌作業をいくつかご紹介します。

 

拭き取り作業

室内の大部分に行うのが、拭き取りによる消毒です。

天井、床、ドアノブや階段の手すり、洗面所やトイレなど、あらゆる場所に効果的な方法です。

拭き取る際には、往復したり、ぐるぐる回したりするのではなく、一方向に拭くのが基本です。

拭き残りがないようしっかり力を入れて拭きましょう。

キッチンペーパーはこまめに取り替えて、ビニール袋に入れて処分します。

 

噴霧・散布作業

床や畳、絨毯、ベッドマットなどには、消毒液を散布して消毒を行います。

散布する際には、必ずしっかり換気をしてください。

次亜塩素酸ナトリウムを使用する場合は、散布してから10分ほど経ったら水拭きをします。エタノールは引火性が強いため、火気には十分注意しましょう。

 

浸け置き作業

食器や調理器具、衣類、寝具、カーテンなどには、つけおき消毒を行います。

食器や調理器具は0.05%~0.1%の次亜塩素酸ナトリウムをシンクや桶などに溜めて、5分間以上つけおきをします。

衣類や寝具、カーテンなどは、洗濯時に洗剤と一緒に塩素系漂白剤を入れます。使用方法や使用量は、製品に記載されているものに従ってください。

ただし、塩素系漂白剤を使用すると色落ちしてしまう可能性があります。色柄ものの衣類や寝具、カーテンなどは注意が必要です。

 

また、厚生労働省が発表をしている主な除菌方法は次のとおりです。

 

  • 水及び石鹸による洗浄:モノや手指の除菌に効果あり
  • 熱水処理:モノに効果あり
  • アルコール消毒液:モノや手指の除菌に効果あり
  • 次亜塩素酸ナトリウム巣溶液:モノに効果あり
  • 手指用以外の界面活性剤:モノに効果あり
  • 次亜塩素酸:モノに効果あり
  • 亜塩素酸水:モノに効果あり

 

ウイルスを減らすための洗剤などを利用した除菌作業が必要であるため、上記を主成分として販売している洗剤を購入し除菌を行うようにしましょう。

手間を無くしたい場合は清掃業者への依頼がおすすめ

手間を無くしたい場合は清掃業者

室内除菌を自分で行う際の手順をご紹介しましたが、これを全て自力で行うのはとても大変なことです。

とくに家族が多いという場合や、広い家に住んでいるという場合、消毒作業には膨大な時間・手間がかかるため専門業者への依頼がおすすめです。

新型コロナウイルス感染症の流行をきっかけに、一般家庭でも業者に室内消毒を依頼する人が増加しています。

プロの専門業者が行う除菌は安全かつ確実に除菌が行えるため、自宅の消毒を自力で行おうとお考えの方は、ぜひ一度業者への依頼も検討してみてください。

おわりに

本記事では自分で室内の除菌を行うことは可能なのか、また除菌に必要なものと除菌方法についてもあわせてご紹介しました。

自分でも除菌作業は可能です。

しかし、手間やメリットを考えると専門業者へ依頼したほうが、会社規模によってはコストパフォーマンスが向上するでしょう。