蜂は自然の中だけでなく、人が住む家のエアコン室外機に自分たちの巣を作ることがあります。

巣を放置しておくと蜂に刺されやすく、エアコン故障につながることもあるため、蜂の巣を見つけたらすぐに駆除することが大切です。

本記事では、エアコンの室外機に蜂の巣を見つけた時の駆除方法をご紹介していきます。

蜂の巣が室外機にあると、エアコンを作動時にファンが蜂や蜂の巣を巻き込んでしまい、エアコンを故障させてしまうことがあるため、放置しておくのは良くありません。

エアコンの室外機は非常に繊細であるため、ちょっとしたことでも故障してしまうことがあるのです。

また、夏が近づくにつれて働き蜂の数が増加し、攻撃的になるため、蜂の巣をそのまま放置していると蜂に刺されてしまう可能性もゼロではありません。

気づかないうちに蜂を刺激して刺されてしまうことがないよう、室外機に蜂の巣を発見したら迅速に駆除するようにしましょう。

加えて蜂はエアコンのドレンホース・化粧カバーの隙間から入り込んで家の中に侵入してしまうこともあるため、蜂の巣を放置しておくことは危険なのです。

室外機にある蜂の巣を自力駆除する方法

室外機にある蜂の巣の駆除は、市町村の役所に依頼するのが良いでしょう。

しかし最近では市町村によって対応していない場合もあり、蜂の巣を自力で駆除しようとする方も少なくありません。

ただし個人で蜂の巣を駆除することは非常に危険な行為であり、蜂の巣を完全に駆除するのは困難だと言われています。

そのため、市町村で駆除の対応を行っていない場合は蜂の巣駆除の業者に駆除作業を依頼するのが良いでしょう。

個人での駆除ではなく、業者に依頼するメリットをいくつか挙げていきます。

事前準備の必要がない

自分で作業を行うとなると、薬剤・防護服・ビニール袋などさまざまなものを準備する必要があります。

駆除作業に加えて、事前準備にも時間をかけなければならないのです。

専門業者に依頼すれば、このような事前準備に手間をかけることなく、すぐに駆除の対応にあたってもらうことができます。

プロが駆除を行ってくれるため安心

蜂の巣駆除のプロが在籍しています。

そのため、エアコンの室外機に傷をつけずに蜂の巣を取り除いてくれます。

また蜂駆除の専用機材を用いての駆除作業になるため、個人で駆除を行うことが難しいという場合でも短い時間で安全駆除してもらうことができます。

室外機に蜂の巣を作らせないための対策をご紹介します。

蜂が侵入しやすい場所を塞いでおく

室外機本体に防虫ネットを被せて、蜂の侵入経路を防ぐという方法もおすすめです。

網目が小さすぎてしまうと室外機に熱がこもりやすくなってしまったり、室外機の機能が低下してしまったりという問題もあるため、必ず室外機専用の防虫ネットを使用するようにしてください。

蜂が苦手とするニオイをスプレーする

室外機周辺に蜂が苦手とするニオイをスプレーしておくという方法も効果的です。

「殺虫剤を使うのは抵抗がある…」という場合には、蜂が苦手とする「ハッカ油」や「木酢液」を使用するのがおすすめです。

木酢液は、焦げ臭いようなニオイを発します。

スプレーする適切な頻度は製品によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。

本記事では、エアコンの室外機に蜂の巣を見つけた時の駆除方法をご紹介しました。

エアコン室外機に蜂の巣を見つけた時には自力で除去しようとはせず、市町村の役所か蜂の巣駆除の専門業者に駆除の依頼をするようにしてください。

近年では駆除の対応を行う自治体が減少しているため、安心・確実に蜂の巣駆除を行う場合にはやはりプロの業者への依頼をおすすめします。