介護施設におけるニオイ問題!場所別のニオイ対策について
介護施設に勤務されている方・利用者の方が悩まされている問題として「ニオイ問題」が挙げられます。
本記事ではそんな介護施設におけるニオイ問題として、場所別のニオイ対策についてご紹介していきます。
介護施設の気になるニオイの種類
介護施設の多くで「排泄臭」が気になるニオイとして問題に取り上げられることが多いです。
また、体臭も気になる原因として挙げられることがあります。
こういったニオイを芳香剤でごまかすというのはNGです。
ニオイでお悩みの方に多いのが、「芳香剤を置いてニオイをごまかす」というもの。
嫌なニオイの上に強い芳香剤の香りを重ねているだけで、異臭を取り除けていないことに変わりはありません。
異臭・芳香剤の香りが混ざり合い、強いニオイが発生してしまうため、より強烈なニオイを生み出してしまうことも。
ニオイの本質的な解決にはなっていないため、市販の芳香剤を活用したいという場合はまずニオイの根源を明確にした上でニオイを取り除き、その後で使用することをおすすめします。
介護施設で実施したいニオイ対策
介護施設で実施したいニオイ対策を場所別にご紹介します。
・トイレ
介護施設のトイレは複数人が使用し続けることになるため、排泄臭が染み付いてしまいやすいのです。
ニオイを防止するにはトイレ用洗剤を用いて清掃をこまめに行うことが大切です。
消臭効果に加えて汚れ付着防止効果のある洗剤を選ぶのが良いでしょう。
トイレの便器に限らず便器周辺の床・壁などに尿が飛散していることもあるため、便器周囲の清掃を行うことも大切です。
また、トイレ用の掃除シートを使って気づいた時にサッと汚れを拭き取ることもニオイ対策につながります。
・洗濯室
衣類が汚れているとニオイの発生源となってしまうことも。
時間の経過と共にニオイは強くなっていくため、洗濯物はなるべくすぐに洗濯するようにしましょう。
汚れが激しく付着しているものに関しては、洗濯機に入れる前にティッシュで付着している固形物などの汚れは取り除いていきましょう。
また洗濯機に入れる前に洗剤と漂白剤を薄めた水に浸け置きを行うことで、ニオイも汚れも軽減されていきます。
・浴室
浴室の排水口に髪の毛・垢・石鹸カスなどが溜まって、ニオイにつながってしまうこともあります。
この部分に溜まってしまった汚れを取り除くため、パイプクリーナーを使用するのもおすすめです。
カビ臭がする場合には換気をこまめに行って浴室内に湿気を溜めないようにし、清掃時にバスクリーナーを使用して防カビ効果を狙うのも良いでしょう。
・居室や廊下などの共有スペース
洗えない布製品からニオイが発生してしまうこともあります。
このような布製品はニオイが染みついてしまわないよう、ドアや窓を開放してこまめに室内の空気を入れ換えるようにしましょう。
「ニオイが染みついて取れない…」という場合には、布製品専用の消臭スプレーを使用するのがおすすめです。
根本的なニオイ問題を解決するなら清掃業者への依頼がおすすめ
根本的にニオイ除去を行うには隅々まで清掃を行うことが大切ですが、介護施設内での介護補助や事務業務に加えて施設全体の大掃除となると、時間も手間もかかってしまい従業員やスタッフへの負担が大きくなってしまいます。
そこでおすすめなのが、プロの清掃業者による清掃サービスです。
プロの力を借りることで汚れの種類や状態に合わせて必要な手順で清掃を行ってもらうことができ、隅々までピカピカに仕上げてくれるためニオイも取り除くことができるでしょう。
おわりに
本記事では介護施設におけるニオイ問題として、場所別のニオイ対策についてご紹介しました。
「ニオイの根源を絶ちたい」という場合には、空間を丸ごと綺麗に清掃しニオイの元を取り除くことが大切です。
プロの清掃業者に施設全体の清掃を依頼して、いつでも清潔で美しく、ニオイの気にならない施設づくりを行っていきませんか?