【外壁清掃】外壁の雨だれの原因と除去方法についてご紹介

2023.10.13
外壁の雨だれ

建物の年数が経ってくると目立ってくる「雨だれ」汚れ。
「どうにかしたいけれど、どうやって取り除けば良いか分からない」と頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、外壁清掃として外壁の雨だれの原因と除去方法についてご紹介していきます。

【外壁清掃】雨だれが起きる原因は何?

外壁に雨だれが起きてしまうのは、経年劣化によって外壁の撥水性が下がってしまう事が大きな原因です。
外壁に付着してしまったホコリ・排気ガスなどの汚れが雨に洗い流され、そのまま乾燥した時に汚れとして残ってしまったり、跡ができてしまったりするのです。
新築当初の塗装を施したばかりの外壁には、水を弾く性質である「撥水性」があります。
雨水が流れても弾くことができるため、雨水に含まれているホコリや泥などの汚れも一緒に弾かれているのです。
しかし経年劣化によって外壁の撥水性が下がり、雨水が弾かれにくくなってしまうため、雨水に含まれているホコリ・泥といったものが付着してしまうことになるのです。
また、泥・ホコリのほかに、車の排気ガス・土といったさまざまなものが原因となっています。

外壁についた雨だれの除去方法は?

外壁についた雨だれの除去方法

外壁についた雨だれの除去方法をご紹介します。

 

・中性洗剤を使用する

軽度の雨だれを落とす際には、食器用洗剤・浴室洗剤などを使用します。
雨だれに含まれている「炭酸カルシウム」を落としてくれる成分が含まれているため、中性洗剤をスポンジにつけてこすり洗いを行えば簡単に落とすことができます。
方法としては、まずぬるま湯と中性洗剤を混ぜて専用の洗浄液を作り、外壁に付着している土・ホコリを水で洗い流します。
次に洗浄液をスポンジにつけて優しくこすりながら、雨だれ汚れを落としていきます。
強くこすり過ぎてしまうと、壁に傷をつけてしまう可能性が高くなるので、作業時には注意が必要です。

 

・専用クリーナーを使用する

中性洗剤でも落とすことが難しい場合、市販の外壁専用クリーナーを用いて落とします。
専用クリーナーに記載されている使用方法に従い、正しく洗浄していきます。
ただ、クリーナーによって対応可能な外壁素材が異なるため、自宅の外壁材質を確認した上で落とすようにしましょう。
使用方法を誤ってしまうと、人体に影響が及んでしまうものもあるため、対処法を把握してから使用するのがおすすめです。

 

・高圧洗浄機を使用する

専用クリーナーで落とすことができないものは、圧力の高い水を用いて汚れを取り除くことができる「高圧洗浄機」を使って落とすようにしましょう。
クリーナー以上に洗浄力も高いため、短時間でも広い範囲の汚れを落とすことができます。
ただ、高圧洗浄機をひび割れなどが発生している部分に使用すると、水が建物内部に侵入し、内部劣化の原因となってしまうため注意しなければなりません。
内部劣化が起きると、カビ・シロアリなどの被害を受ける可能性も上がるため、外壁の状態を確認した上で正しく高圧洗浄機を使用するようにしてください。

除去できない場合は清掃業者に依頼を!

除去できない場合は清掃業者に依頼

「どうしても落とせない雨だれ汚れがある…」という場合、清掃業者に外壁清掃を依頼するようにしましょう。
自力で清掃を行うよりも費用はかかりますが、手間も時間もかかる外壁清掃の労力を考えると清掃業者に依頼する方が効率的だと言えます。

おわりに

本記事では、外壁清掃として外壁の雨だれの原因と除去方法についてご紹介しました。
外壁が汚れていると、それだけで建物自体の印象が大きく下がってしまいます。
なるべく美しい外壁の状態を保てるよう、こまめに外壁清掃を行っておきたいところです。
「外壁を清掃する時間が取れない」という場合はぜひ一度、プロの清掃業者に外壁清掃を依頼してみてください。