【オフィス清掃】給湯室の換気扇の正しい掃除方法をご紹介
オフィスで毎日使われる給湯室。
そんな給湯室にある換気扇には意外と汚れが溜まっているということにお気づきでしょうか?
本記事ではオフィス清掃として、給湯室の換気扇の正しい掃除方法についてご紹介していきます。
【オフィス清掃】給湯室の換気扇は掃除が必要?
オフィスの従業員が毎日使用する給湯室の換気扇には油汚れが多く付着してしまいやすいため、定期的に掃除を行わなければなりません。
換気扇の本体カバー自体は1週間に1度程度、換気扇フィルター・ファンの部品に関しては1ヶ月に1度を目安として掃除を行うようにしましょう。
換気扇の汚れをそのままにしておくと付着していた油汚れが蒸発して気体となり、給湯室の部屋中に広がってしまい、人体に影響を及ぼしてしまう可能性もあります。
油汚れはできる限り固まってしまわないうちに掃除をしてしまうことで、比較的簡単に取り除くことができるため、こまめに掃除を行って換気扇の清潔さを保てるようにしましょう。
給湯室の換気扇の汚れの原因は何?
給湯室の換気扇の汚れの原因として考えられるものには、以下の3つが挙げられます。
・油汚れ
換気扇やレンジフードに付着する汚れの原因としてまず考えられるのは、「油汚れ」です。
換気扇に油分が付着してから時間が経ってしまうと、なかなか取り除くことができない頑固な汚れに変わってしまうのです。
・ホコリ
換気扇は空気中に浮遊しているホコリもすべて吸い込んでしまいます。
ホコリが付着している油汚れに混ざってしまい、より汚れが頑固なものとなって換気扇にこびりついてしまうことも。
・タバコのヤニ
換気扇近くでタバコを吸う従業員が居る場合は注意しなければなりません。
タバコのヤニで汚れが一層ひどくなってしまう上、タバコの臭いが換気扇に染みついてしまい、換気扇を使用するたびにその臭いが給湯室の部屋中にふりまかれてしまうことも考えられます。
給湯室の換気扇の正しい掃除方法
給湯室の換気扇の正しい掃除方法についてご紹介します。
・換気扇掃除の下準備はしっかりと!
換気扇掃除の前にはいくつか下準備が必要です。
初めに電源プラグを抜いておきましょう。
電源プラグが刺さったまま掃除を行うと、掃除中に換気扇の電源が入ってしまった場合にケガをしてしまう恐れがあるためです。
加えて換気扇の掃除中にコンロの火がついてしまわないよう、コンロの電池を抜く・チャイルドロックなどの対策を行うようにしておきましょう。
また換気扇の高さによっては、踏み台が必要となる場合もあるかと思います。
足場が不安定なまま掃除を行うと転倒してしまう可能性があるため、安定した足場を用意してください。
最後に掃除を行う際、給湯室に汚れがついてしまわないよう、コンロ・シンク・床などの汚れて欲しくない部分に関しては新聞紙を使って覆っておくことで汚れがつくことを防ぐことができます。
掃除方法1. フィルターとシロッコファンの取り外し
「整流板」を開けて中の換気扇フィルターを外します。
換気扇の種類によって、整流板や換気扇フィルターの部品の取り外し方は違うため、取り外す前に取扱説明書を確認してから取り外すようにしましょう。
換気扇フィルターを取り外したら、シロッコファンの下についた「ベルマウス」というリング状カバーを外します。
ベルマウスは取り付けのネジで固定されているため、ネジを外して取り外すようにしましょう。
次にシロッコファンの真ん中部分にある、ファン固定用のツマミ部分を回してファンを取り外します。
取り外した際にファンが落下しないよう、必ず両手を使って作業を行うようにしましょう。
シロッコファンの取り外し方に関しては、ツマミ部分を回すタイプ・ツマミ部分を押すワンタッチタイプの2種類があります。
給湯室の換気扇の取扱説明書を確認し、正しい取り外し方を覚えておきましょう。
掃除方法2. シロッコファン掃除
中性洗剤を溶かしたぬるま湯にシロッコファンを浸けた状態のまま、柔らかなスポンジを使って掃除していきます。
樹脂部品が変形してしまう可能性もあるため、60度以上の熱すぎるお湯は使用しないようにしましょう。
また固いスポンジや金属たわしを使って掃除してしまうと、換気扇の塗装が剥げてしまう事もあるため注意しなければなりません。
汚れを落とした後は水で汚れと洗剤を洗い流して、水気をしっかりときってから取り付けるようにします。
ファンの汚れが落としにくいという場合、中性洗剤を溶かしたぬるま湯にしばらく浸け置きをしておくことで、頑固な汚れが緩み、落としやすくなります。
汚れが非常に頑固で中性洗剤では落としきれない場合、アルカリ性洗剤を使用しましょう。
その際には、洗剤に記載されている使用上の注意点を確認し、ファン塗装が剥がれてしまわないかを確認した上で使用してください。
掃除方法3. フィルター掃除
次に換気扇のフィルター掃除を行います。
シロッコファン掃除と同様に、中性洗剤を溶かしたぬるま湯にフィルターを浸けた状態のまま、柔らかなスポンジを使って掃除していきます。
こちらも樹脂部品が変形してしまう可能性もあるため、60度以上の熱すぎるお湯は使用してはいけません。
掃除する際、繊細なフィルターは変形してしまうことがあるため、フィルターの目に沿いながら優しい力で汚れを落とすようにしましょう。
汚れが落ちたら、水で汚れと洗剤を洗い流し、水気をしっかりときってから取り付けてください。
汚れが頑固で落としにくいという場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯にしばらく浸け置きして汚れを浮かせた後で洗うことをおすすめします。
掃除方法4. 換気扇本体と整流板掃除
シロッコファンとフィルター掃除を終えたら、最後に換気扇本体と整流板を掃除します。
中性洗剤の溶液にタオルや雑巾などの布を浸して絞り、換気扇全体を拭き上げていきます。
汚れを拭き上げたら水拭きを行い、汚れと洗剤もしっかりと取り除きます。
汚れやすい換気扇本体の下部分はこまめに拭き取っておきましょう。
また整流板をぶら下げた状態のまま掃除を行うと、落下してケガをしてしまう恐れがあるため、換気扇本体から整流板を取り外してから掃除することをおすすめします。
手間がかかる場合は清掃業者に依頼するのがおすすめ
換気扇掃除はある程度の範囲までは行うことができますが、普段から換気扇掃除をし慣れていなければ時間も手間もかかってしまうものです。
「換気扇の取り外し方があまりよく分かっていない」「汚れの状態がひどくて掃除してもほとんど汚れを落とせない」など、換気扇掃除のお悩みがある場合は、無理せずプロの清掃業者にオフィス清掃として換気扇掃除を行ってもらうことをおすすめします。
プロの清掃業者であれば汚れの種類や状態に合わせて必要な清掃道具や洗剤を使い分けながら清掃作業を行ってくれるため、自身で換気扇掃除を行うよりも素早く綺麗に汚れを取り除くことができます。
見落としがちな部分の汚れまで徹底的に綺麗にしてもらうことができるため、換気扇が新品のような状態になります。
清掃のプロである清掃業者に依頼して、安心・安全に換気扇の清掃を行ってもらいましょう。
おわりに
本記事ではオフィス清掃として、給湯室の換気扇の正しい掃除方法についてご紹介しました。
オフィス給湯室の換気扇は普段掃除を行うことが無いため、いざ確認してみると汚れが大量に溜まっていたということも珍しくありません。
頑固な汚れが溜まって落とせないという場合は是非プロの力を借りて汚れを取り除き、換気扇を清潔な状態に戻してみてくださいね。