【定期清掃】定期清掃で行われるエアコンの分解洗浄について
「エアコンの分解洗浄」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
本記事では、定期清掃で行われるエアコンの分解洗浄についてご紹介していきます。
定期清掃では「エアコン分解洗浄」も行ってもらえる?
定期清掃では高圧洗浄やカーペット洗浄といったもののほかに、「エアコン分解洗浄」を行ってもらうこともできます。
普段の掃除では落としきれていないエアコン内部の汚れを集中的に落としてもらうことができるため、さまざまなメリットを得ることができます。
ただ、基本的にエアコン分解洗浄は3年に1回のペースで作業が行われるため、実際には「単発清掃」に該当する場合が多いのです。
もちろん依頼される清掃業者によって異なるかと思いますが、「定期清掃にエアコン分解洗浄は含まれていない」と表現する方が適切とも言えるでしょう。
エアコン分解洗浄に関しては、定期契約を結ぶわけでは無いことが多いため、少し注意が必要です。
エアコン分解洗浄を行ってもらうメリット
エアコン分解洗浄を行ってもらうメリットについて見ていきましょう。
エアコン本来のパフォーマンス向上
エアコン分解洗浄を業者に行ってもらうことで、エアコン本来のパフォーマンス向上にもつながると考えられています。
冷房・暖房問わずどちらも向上するとされており、効率を良く部屋の空気を設定温度に近づけることができます。
風速も改善するため、効果をすぐに実感しやすいでしょう。
電気代の節約にもつながる
汚れたエアコンは空気・熱の変換といったものが上手く行えないため、電気代を余計に消費してしまうことも。
エアコン分解洗浄を行ってもらうことで従来のエアコンの働きを取り戻すことができるため、電気代を大きく節約することにもつながります。
気になるニオイがなくなります
エアコンを稼働させるとニオイが気になっていたという場合でも、分解洗浄を行うことでそのニオイをなくすこともできます。
ニオイの原因はエアコン内部のカビ・ホコリといった汚れであることが大半で、エアコンからの風にのって外に噴出してしまうのが原因ともされています。
エアコン内部を綺麗にし、内部が清潔に保つことができればニオイを気にすることがなくなるでしょう。
アレルギー予防・改善
カビやそのほかの汚れがエアコンから噴出している場合、空気中にカビ菌が浮遊している状態であると言えます。
人がそういったものを吸い込んでしまうことで肺に入り込み、アレルギー症状を引き起こしてしまう場合もあるのです。
【定期清掃】エアコン分解洗浄の流れ
ここからはエアコン分解洗浄の流れや工程を見ていきましょう。
パーツ分解
エアコンパネルを取り外すとエアコンフィンやエアコンモーター、基盤といったものが見えます。
まずは水に弱い部分を取り外し、モーターの部分を外していきます。
養生
次に養生を行います。
配線・基盤の部分に水が入ってしまわないよう、注意しながら作業を行う必要があります。
時間をかけて下準備を行っていきます。
洗浄
この段階で洗剤を撒いて、高圧洗浄機を使い、熱交換器の清掃に入っていきます。
圧力を調整しながら、エアコンの隅々まで洗浄していきます。
乾燥
洗浄が終わった後にはエアコン内部をタオルで拭き上げていきます。
その際ドレーンパイプの部分にゴミやそのほかの汚れが詰まっていないかを確認することが大切です。
洗浄したエアコンパーツであるローター・パネルを元の位置にセットして、最後に再度動作点検や確認を行って終了となります。
おわりに
本記事では、定期清掃で行われるエアコンの分解洗浄についてご紹介しました。
エアコン分解洗浄を業者に依頼することで、エアコン修理や買い替えを行う頻度も延び、エアコン自体の寿命を長くすることができます。
これにより、結果的にコストダウンにつながる場合も多くお得だと言えるでしょう。