ビル清掃はどんなことを行う?ビル清掃業者が行う作業内容
ビルには不特定多数の人が出入りするため、不衛生な環境にもなってしまいやすいという特徴があります。
本記事ではビル清掃はどんなことを行うのか、ビル清掃業者が行う作業内容についてご紹介していきます。
「ビル清掃」とは?どんなことを行う?
ビル清掃では、主にテナントビル・商業ビルといった建物の清掃を行います。
そのほかにも、学校や病院、福祉施設、お店といったさまざまな建物の清掃も行っています。
また、ビル清掃は大きく分けると、「室外清掃」「室内清掃」の2つがあります。
室外清掃の内容
室外清掃では、ビル外側部分である窓ガラス・外壁・玄関・屋上などの清掃を行います。
室内清掃の内容
室内清掃では、壁・床・天井・ドア・ガラス・照明器具・吸排気口・トイレ・湯沸かし室といった部分の清掃に加えてゴミ回収も行います。
室内清掃の中でも床の清掃に関しては、建材に合わせた清掃方法が行われます。
弾性床材の床に関しては、日常的にはマイクロファイバーフラットモップやイタリアンブルーム(ほうき)でホコリを取り除く作業を行い、床の大まかな汚れを拭き取ったうえで、汚れ・傷などから建材を守るためにワックスがけを行います。
カーペットの床においては初めに掃除機でホコリなどの汚れを取り除いて、カーペット洗浄・染み抜きなどを行います。
トイレや洗面室などの汚れがよく付着しやすい箇所に関しては、1日のうち数回見回りを行って清掃を念入りに行い、トイレットペーパーなどが無くなっていたら補充します。
事務所などよく使用される場所においては、夜間や早朝にゴミ清掃・ゴミ回収を行います。
日常清掃では、毎日使われるような汚れが激しい場所の清掃が行われます。
定期清掃では、日常清掃では十分に行えない場所の念入り清掃・汚れが少ない場所の清掃・損傷している部分の補修作業などを行います。
ビル清掃のメリットは?
ビル清掃を日常的に行うことで衛生面向上につながり、病原菌を撒き散らす原因となるネズミ・ゴキブリといった生き物の出現も抑制されます。
建物が綺麗であればあるほど、テナント入居率向上・退去率低下にもつながるものであると考えられます。
ビル清掃を取り入れることで美観向上・衛生面向上につながり、最終的にビル利用を行う方・オーナー様・管理会社の方の利益となるでしょう。
【ビル清掃】詳しい作業内容
広いオフィスでの清掃となると、日常清掃で行われるような床清掃や掃除機がけも重労働にあたります。
自宅で掃除を毎日行っていてもオフィスともなると自宅の何倍どころではなく、何十倍もの作業内容となってしまいます。
またビル清掃の難しい作業内容としてワックスをかけて床を綺麗にするため、まずは現在塗られているワックスを剥離する作業から始めなければなりません。
床掃除専用の「ポリッシャー」という機械を用いて磨いていくことになるのですが、非常に大きい力が必要となります。
ワックスを剥離させた後は床を磨き上げ、ゴミが全くない状態にしていきます。
ゴミが残ったままであると古いワックスと一緒に床に張り付いてしまうため、すべてをしっかり取り除くように丁寧に作業を進めなければなりません。
それが終わればワックスがけを行い、床を乾燥させれば完了です。
ワックスをかける専用機械も重量があるため、ワックスがけの作業はかなりの重労働にあたります。
専門知識も必要であるため、必ずプロの清掃業者に依頼するようにしましょう。
おわりに
本記事ではビル清掃はどんなことを行うのか、ビル清掃業者が行う作業内容についてご紹介しました。
ビル清掃は「室外清掃」と「室内清掃」とに分けられます。
室内清掃では日常的な清掃に加えて、ワックスがけなどの特殊な機械を使っての清掃も行われます。
ビル清掃の大まかな内容を押さえたうえで、清掃依頼を検討してみましょう。