保育施設での清掃業者を選ぶ際のポイントについて
基本的に保育施設は、保護者・保育士から選ばれる施設である必要があります。
そのためには、できる限り常に施設内の清潔さを保っておくことが大切です。
本記事では、保育施設での清掃業者を選ぶ際のポイントについてご紹介していきます。
保育施設は常に清潔な状態を保っておきたいところ
保護者から人気がある場合でも保育士からは不評であると、結果的に従業員不足になってしまうこともあります。
一方で保護者から人気が無い場合も園児が集まらなくなってしまい、保育施設を運営すること自体が厳しくなってきます。
双方からの人気を保つことが大切であるため、「選んでもらえる保育施設」を常に心がけていきたいものです。
選ばれるポイントの一つに「保育施設内の清潔感」という要素があります。
施設内が綺麗に整備されている場合、好印象を与えることができ、清掃が行き届いていないと分かれば施設に子どもを預けることを躊躇してしまう保護者も多いでしょう。
また、保育士もやはり綺麗な保育施設の環境で働きたいと思うため、日頃の掃除に加えて、定期的な清掃も必要になってくることかと思います。
清掃スタッフ全員で掃除を行うということも可能ではありますが、一番は清掃業者に依頼するのがおすすめです。
プロの清掃業者であれば、手が届きにくい部分や一般の方では気づかないような汚れを掃除してもらうことができます。
【保育施設】清掃業者を選ぶ際のポイントは?
安全管理の徹底性
清掃は人が行うものであるため、時にはトラブルが生じてしまうこともあるでしょう。
そういった事故が発生しないように「安全対策用具を準備する」「周辺への声がけ(「床が滑りやすいのでご注意」)」といったことを徹底して行っている業者は信頼をおくことができます。
またトラブル発生時もきちんとした保証を受けられるのかというのも、信頼のおける清掃業者であるかの判断基準にすることができます。
現地調査時の対応
清掃を開始する前、実際に清掃現地に足を運んで状態を調査してもらうことがあると安心です。
この現地調査時の対応の様子も判断基準になるでしょう。
調査時の対応によっては、清掃業者の企業体質を伺うことができる場合もあります。
現地調査を行わずに最初から見積もりを提示するところもありますが、こういった場合には後々清掃品質・内容に関してトラブルに発展する可能性も高いため注意が必要です。
複数の業者が絡んでいても伝達はスムーズか
清掃サービスの依頼を受けて実際に清掃スタッフが清掃に取り掛かるまでに、複数の業者・人が絡んでいる場合でも、伝達がスムーズにいく仕組みであるのかを確認しておくことも非常に大切です。
例を挙げるとすると、清掃箇所の追加や保育園の園内行事などで作業開始時間の変更が生じた場合でも、清掃スタッフまでの伝達がスムーズであれば、指示された清掃内容と実際の清掃間での齟齬も起きにくいと言えるでしょう。
見積もりの安さだけで決めないことも大切
清掃業者を選ぶ際には見積もりやホームページなどに掲載されている金額が安いという理由のみで業者を選んでしまうというのはおすすめできません。
「清掃作業以外のサービス面に違いがあるか」「保育施設にとってメリット・デメリットはあるか」などその金額に差がある理由を確かめていくことが大切です。
おわりに
本記事では、保育施設での清掃業者を選ぶ際のポイントについてご紹介しました。
確かに、コストを下げることで、清掃を依頼することができるというのは間違いないでしょう。
しかしコスト面ばかりに捉われてしまうと、清掃品質・内容に満足できない場合も多いとされています。
「金額は安かったけれど、思っていた清掃をしてもらえなかった」ということになっては元も子もありません。
そのため、清掃業者にはしっかりと清掃目的・要望なども伝えておくことができると良いですね。