定期清掃で行われる具体的な清掃範囲をご紹介

2021.12.24
定期清掃での清掃範囲

業者による定期清掃では、どのような範囲まで清掃を行ってもらうことができるのでしょうか?

本記事では、定期清掃で行われる具体的な清掃範囲についてご紹介していきます。

定期清掃と日常清掃との違いについて

日常清掃との違い

日常清掃では落としきれない汚れの清掃を行うサービスを「定期清掃」と言います。

日常清掃に比べると定期清掃は、清掃箇所によっては専門知識が無くては危険が伴うような作業もあり、清掃の難易度・専門性が高くなると言えます。

作業内容や利用状況に応じて毎月1~2回や年に数回程度行われ、清掃業者の専門スタッフが定期清掃に必要な機材・薬品を使用して、日常清掃で落としきれない頑固な汚れの清掃を行ってくれます。

たとえば床のゴミや壁の軽い汚れなどは日常清掃でも取り除くことができますが、それでは落としきれない汚れや少し危険が伴う場所での清掃に関しては、定期清掃を依頼することになります。

専門知識と技術をあわせ持っているからこそ、建物を徹底的に綺麗にすることができるため、定期清掃に関してはとくに清掃業者への依頼がおすすめです。

普段の清掃では手が回っていない箇所の清掃を行い、「美観回復」に努めるのが定期清掃の役目なのです。

 

 

清掃作業内容の違い

日常清掃の対象となるのは、共用洗面台の汚れ除去・共用トイレの汚れ除去・ゴミ回収・共用部分の塵取り・廊下など床の掃除機がけ・灰皿のゴミ交換・落ち葉除去が挙げられます。

厳密に言うと「汚れを落とす」というよりかは「ゴミ・塵などを除去する」という要素が濃く出ていると言えます。

日常清掃では特殊な機材・足場組みなどは必要なく、ほうき・掃除機・雑巾・モップなどで清掃が完了できるものが大半です。

一方、定期清掃では高所でブランコ清掃を行ったり、長いはしごに登って清掃を行ったり、少し危険が伴うような作業を行う場合もあります。

シミ・油汚れ・窓に付着した汚れ・床に付いた靴底の擦れといったものは、基本的には定期清掃で行われる清掃の作業内容です。

また、日常清掃では一般的な中性洗剤と簡単な道具を用いて清掃が行われますが、定期清掃ではアルカリ洗剤・酸性洗剤など特殊な洗剤と特殊な機材を用いて清掃が行われます。

日常清掃・定期清掃どちらも怠ることなく継続して行うことが、建物共用部分の快適な環境を維持することにつながるのです。

定期清掃で行う具体的な清掃範囲

おすすめの作業時期

清掃業者が定期清掃で行う具体的な清掃範囲についてご紹介します。

ただ、ご紹介する清掃範囲はあくまでも一例であり、すべての業者がこの清掃範囲に対応しているというわけでは無いので注意が必要です。

業者による定期清掃の具体的な清掃範囲としては、建物の共用部分である「照明器具の清掃」「床洗浄隔離ワックス」「床洗浄ワックス」「エアコン分解洗浄」「窓ガラスの清拭」「壁・床の高圧洗浄」「カーペットのドライクリーニング」などが挙げられます。

また清掃作業を依頼する時期としておすすめなのは、「マンション・アパートなど不動産仲介業者の繁忙期」「梅雨の後」「黄砂の発生がおさまった後」がおすすめです。

しかし、先述したように定期清掃は業者ごとにそれぞれ含まれるサービス・清掃範囲が異なるものです。

清掃業者に依頼する前に、希望箇所の清掃を行ってもらうことができるか事前に確認しておくことが大切だと言えます。

おわりに

本記事では、定期清掃で行われる具体的な清掃範囲についてご紹介しました。

清掃業者による定期清掃では「照明器具の清掃」「床洗浄隔離ワックス」「床洗浄ワックス」「エアコン分解洗浄」「窓ガラスの清拭」「壁・床の高圧洗浄」「カーペットのドライクリーニング」などの範囲を清掃してもらうことができます。

ただ、上記はあくまでも一例であるため、実際に定期清掃を依頼する際には希望の清掃箇所が清掃範囲内に含まれているかを確認するようにしましょう。