【オフィス清掃】業務用エアコンの清掃頻度はどれくらい?

「オフィスの業務用エアコンはどのくらいの頻度で清掃すれば良いのだろう」ということで疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか?
本記事ではオフィス清掃として、業務用エアコンの最適な清掃頻度についてご紹介していきます。
目次
【オフィス清掃】業務用エアコンの最適な清掃頻度とは?

家庭用エアコン同様、オフィスに設置されている業務用エアコンも定期的なメンテナンスやクリーニングを行います。
オフィスの業務用エアコンの一般的な清掃頻度としては、3ヶ月に1回、最低でも年2回は行うことが推奨されています。このタイミングでエアコンのフィルター清掃を行います。
中でもエアコンを毎日頻繁に使用しているという場合・ホコリや塵などの汚れが多い場合・オフィス内に喫煙者が複数人いる場合などは、エアコン内部に汚れが溜まりやすいため、清掃頻度を増やす必要があります。
一方で使用頻度が低めであったり、比較的清潔な環境で使用していたりする場合には、清掃頻度を減らすことができるでしょう。
また、分解洗浄クリーニングは3年に1回ほど行うのが目安とされています。
人の出入りが激しい場合は1ヶ月に1回清掃するのが◎
人の出入り激しかったり人が常に動き回っていたりするオフィスでは、ホコリや塵などが空中に多く舞うため、エアコンも汚れやすくなってしまいます。
そのような仕事環境下では健康被害を受ける可能性もゼロではないため、少なくとも1ヶ月に1回、余裕がある場合は2週間に1回のペースで清掃を行いましょう。
分解洗浄クリーニングについてこの場合は、1年に1回のペースで実施することを推奨します。
オフィスの業務用エアコンの種類

オフィスに設置されている代表的な業務用エアコンの種類をご紹介します。
天井埋込カセット型4方向吹出
業務用エアコンの主流であり、オフィスだけでなく店舗でも導入されていることが多いのがこちらのタイプです。
天井と一体化するため目立たず美しく設置でき、雰囲気を損なわず空間に馴染みます。
吹き出し口が4方向に向いているため気流が非常に穏やかで、エアコンの風当たりによる不快感もなく、温度にもムラが生じにくいエアコンです。
天井埋込カセット型2方向吹出
前項同様に天井に埋め込むタイプのエアコンですが、こちらは細長い部屋や狭い天井に適しているエアコンです。
吹き出し口は2方向であり、見た目がすっきりと美しく照明ラインにもフィットしています。
会議室や廊下などのスペースに制限がある場所におすすめです。
天井埋込カセット型1方向吹出
こちらも前項同様に天井に埋め込むタイプのエアコンですが、吹き出し口が1方向であるため部屋の隅に設置するのがおすすめです。
また、下がり天井や高天井にも対応可能なものが多いです。
天井埋込ダクト型
ダクト型のエアコンは空調の存在を感じさせず、インテリア重視の空間づくりをサポートしてくれます。
吹き出し口と吸い込み口が本体から分離しているため、エアコン本体が完全には見えません。
室内レイアウトに合わせて設置することもできるため、自由度が高いです。
天井吊型
天井吊型エアコンはその名の通り、本体を天井から吊るすタイプのエアコンです。
広めのオフィスだけでなく、店舗や学校の教室などにも導入されていることが多いです。
遠くまで風を送り込むことができ、広い場所に取り付ける空調として最適だと言えます。
天井が高い場合でも、足元まで風を送り込むことができるので非常に便利です。
埋め込みが不要であるため短い時間でも施工可能で、工事費も比較的安く抑えることができる点も魅力です。
床置きエアコン
設置が最も手軽なエアコンと言えば、床置きエアコンです。
床に置くタイプのエアコンであるため設置工事も短期間で、メンテナンスや清掃も比較的簡単に行えます。
天井が低すぎて・高すぎてエアコン設置が困難である場合にこちらのタイプが選択されています。
エアコン本体を床に設置し、上部分のルーバーから送風される仕組みとなっています。
ただし床に設置するため、事前に設置場所を決めておき、床のスペースをある程度確保しておく必要があります。
オフィスの業務用エアコンを清掃しないとどうなる?

オフィスの業務用エアコンを清掃しないとどのような弊害を受けるのでしょうか?
嫌な臭いがする
除湿機能・冷房機能を使用する際、エアコンは室内のホコリや塵などの汚れと湿気を一緒に吸引します。
この際、ホコリなどの汚れに含まれる菌が湿気による水分を取り込んで繁殖してしまい、エアコン内にカビが繁殖してしまうことがあります。
そのようなカビを含んだ空気を室内に流してしまうと、嫌な臭いも一緒に流れてしまうというわけです。
異音がする
エアコンのファン部分を清掃せず放置したままにしていると、エアコンからブーンという音が聞こえてくることがあります。
これはエアコンのフィルターが詰まっているという合図であるため、フィルター清掃を行う必要があります。
水漏れする
エアコンの清掃を行わないでいると、水漏れを引き起こしてしまうことがあります。
水漏れはエアコン内の水が上手に排出されないために起こってしまいます。
この状態をそのままにしてしまうと、エアコン内部が腐食してしまうことも。
エアコンの汚れた水が原因で周辺の壁にシミができてしまったり、設置場所が悪いと漏電を引き起こして火災のリスクを高めてしまったりする可能性も高くなります。
水漏れは危険であるため、水漏れに気づいた場合はすぐに業者に依頼して対応してもらうようにしましょう。
電気代が高額になる
フィルターが詰まっていると、エアコンの空気の流れが悪くなってしまいます。
部屋の温度を調整するためにエアコンはより強い出力で稼働するため、電気の消費量も高まり、電気代も高くなってしまうというわけです。
たとえば同じエアコンでも家庭用エアコンであれば、汚れが原因となって電気代が上がってしまっても気づかないケースも多いでしょう。
一方、業務用エアコンは広い場所で導入されるケースが多いため、必要となる電力もその分大きいです。
フィルターの詰まりが原因でエアコンの稼働量も増えてしまうと電気代も大幅に上昇してしまうため、清掃はこまめに行いましょう。
場合によっては健康被害も…
カビに対してアレルギー症状が出てしまう人もいます。
そんなカビアレルギー体質の人が、エアコンからの汚れた空気を吸い込むことで「アトピー性皮膚炎」などアレルギー症状が出てしまう場合もあります。
アレルギーを持っていないという人でも、汚れた空気の中で長時間過ごしていると「気管支喘息」などを引き起こしてしまうリスクもあるのです。
業務用エアコンの清掃を怠ってしまいやすいオフィスの特徴
オフィスの業務用エアコン清掃は重要だと分かっていても、つい後回しになってしまうケースは少なくありません。
とくに、管理会社や自社ビル、一般企業、老人ホームやデイサービスなどの介護施設では、以下のような共通点が見られることがあります。
人手不足
清掃やメンテナンスの担当者が少ない場合、日常業務が優先され、エアコン清掃は後回しになりがちです。
とくに繁忙期や施設利用者が多い時期は、清掃のタイミングが遅れることがあります。
管理担当が不明確
オフィス内の清掃・設備管理の責任者が明確でない場合、誰がエアコン清掃を担当するのか曖昧になり、結果的に放置されてしまうケースがあります。
テナント・自社ビルの責任分担が曖昧
複数のテナントが入るビルでは、エアコン清掃の費用負担や実施者が不明確になり、清掃が滞りやすくなります。
とくにオーナーとテナント双方で「どちらが行うべきか」の認識が食い違う場合、清掃が後回しになりやすいという傾向があります。
このような環境では、「必要性は理解しているが後回しになる」という状況が発生しやすく、定期清掃のスケジュールを組むことが難しくなります。
そのため、オフィスの規模や利用状況を踏まえ、責任者を明確にした上で清掃計画を立てることが重要です。
フィルター清掃と分解洗浄の違いを正しく理解する

業務用エアコンの清掃は、大きく分けて「日常清掃(フィルター清掃)」と「専門清掃(分解洗浄)」に分けられます。
この違いを理解しておくことは、効率的で安全な清掃管理に欠かせません。
フィルター清掃
日常的にスタッフでも対応可能な作業です。
エアコンの吸い込み口にあるフィルターを取り外してホコリやゴミを掃除することで、空気の流れを確保し、冷暖房効率の低下や電力浪費を防ぎます。
頻度は3ヶ月に1回、または最低でも年2回が推奨されています。
分解洗浄
エアコン内部の熱交換器やファン、ドレンパンなど、普段手が届かない部分を分解して洗浄する専門作業です。
専門知識と技術が必要で、自社で無理に行うと故障や火災リスクがあります。
分解洗浄は3年に1回が目安となりますが、稼働時間が長い施設やホコリが多い環境では年1回の実施が望ましいでしょう。
このように、自社で行う範囲はフィルター清掃まで、分解洗浄は業者に任せるという棲み分けを理解しておくと、清掃管理がスムーズに進みます。
業務用エアコン清掃を業者に依頼するメリットと注意点

業務用エアコン清掃を業者に依頼するメリットと注意点についてそれぞれご紹介します。
業者に依頼するメリット
業務用エアコン清掃を専門業者に依頼することで、長期的には多くのメリットがあります。
まず、内部のカビやホコリを徹底的に取り除くため、パーツ破損や水漏れなどのトラブルを未然に防ぐことができます。
また、空気の流れがスムーズになることで冷暖房効率が改善され、無駄な稼働を抑えられることから、結果として電気代の節約にもつながります。
さらに、クリーンな空気環境は従業員の作業効率や集中力向上にもつながり、アレルギー体質のスタッフがいる場合でも安心です。
業者に依頼する際の注意点
一方で、業者に依頼する際にはいくつか注意点もあります。
まず、熱交換器やファン、ドレンパンなど、どこまで分解洗浄してもらえるのか作業範囲を事前に確認しておくことが大切です。
業務用エアコンには種類や設置形態が多く、業者によって対応可能な機種が異なるため、対象機種の確認も欠かせません。
また、オフィス稼働中に作業が行われると業務に支障が出る場合があるため、作業時間帯の調整も必要となります。
加えて万が一に備え、損害保険に加入している業者を選ぶとより安心できます。
このように、メリットと注意点を把握した上で業者に依頼することで、安全かつ効率的に業務用エアコンを清潔な状態に保つことができます。
オフィスの業務用エアコンの清掃は業者に依頼するのが◎

業務用エアコンのフィルター清掃は専門知識・技術が必要なものであるため、一般人が無理にエアコン清掃を行うことで、最悪の場合故障につながってしまうこともあります。
また、分解洗浄クリーニングに関してはプロの清掃業者であっても高度な清掃知識・技術が必要となるため、決してご自身で行わないようにしましょう。
必ず必要なタイミングで清掃業者に依頼し、エアコンの清掃を行ってもらうようにしてくださいね。
おわりに
本記事ではオフィス清掃として、業務用エアコンの最適な清掃頻度についてご紹介しました。
業務用エアコンの清掃頻度を守ることで、いつでも快適で清潔な空気環境の中で仕事に励むことができます。
清掃業者にオフィス清掃を依頼する際には従業員の健康を考え、ぜひエアコン清掃も依頼してみてくださいね。





