【保育施設清掃】保育施設における清掃の進め方や清掃のコツについて

2023.12.08
保育施設清掃

子どもの安全・健康のために、こまめに行っておきたい保育施設内の清掃。
本記事では保育施設清掃の内容に関して、保育施設における清掃の進め方や清掃のコツについてご紹介していきます。

保育施設で清掃を行うメリット

・子どもの安全確保につながる

小さい子どもである場合、床にゴミが落ちていると、そのゴミを拾って食べてしまうリスクがあるほか、手や足のケガにつながってしまう可能性もあります。
清掃を行うことで、子どもの安全を守ることにつながるのです。

 

・保護者に安心感を与えられる

保護者が見学した際、園内がきちんと清潔な状態に整えられていれば「きちんと清掃が行き届いている施設」と認識してもらえるほか、安心感を与えることができます。

 

・スタッフの働きやすさ

きちんと整理整頓が行われていれば常に清潔感のある園内を維持することができ、スタッフも効率的に業務を進めることができるなどメリットも多いのです。

【場所別】保育施設での清掃の進め方

保育施設での清掃の進め方

教室

保育園の中でも教室は一番ホコリが舞いやすく、汚れも溜まりやすい場所であるため、こまめに清掃を行うようにしましょう。
清掃の進め方としては、まずハンディモップなどで棚上のホコリなどを床に落とし、ほうきや掃除機などで汚れを取り除いていきます。
次に雑巾やモップを用いて床の拭き掃除を行い、最後に消毒で床の状態を仕上げていきます。
必ず大きなゴミを除去した後で、床掃除を行うようにしましょう。

 

・トイレ

水まわりであるトイレはとくに雑菌が繁殖しやすい場所であるため、なるべく毎日、便器・洗面台・床・壁をまんべんなく磨き上げるようにしましょう。

清掃の進め方としては、まず便器裏を洗剤でつけ置きし、その間に壁や床を拭いておきます。
次にブラシを使って便器を磨いた後、雑巾で便座を拭き上げます。
洗面台に関しては、スポンジ・ブラシなどでこすり洗いを行った後、濡れ雑巾で全体を拭き上げます。
最後に消毒用エタノールを使って消毒しましょう。

 

・おもちゃ

子どもが口に運ぶことも多いおもちゃは、なるべく子どもがおもちゃを使う度に清掃しておくことが多いでしょう。
清掃方法としては、プラスチック製や木製のおもちゃはまず消毒液を薄めたものに浸けた後にタオルで拭いて乾かします。
布製のおもちゃに関しては、洗濯後に天日干しを行って乾かしましょう。

保育施設での清掃のコツ

・不要なものは処分しておく

おもちゃが増えすぎている場合、不要なものは思い切って処分することが大切です。
施設内がきれいに整理されていることで、清掃の手間を減らすことができるでしょう。

 

・ホコリなどの汚れはこまめに取り除いておく

大きなホコリやゴミといった汚れは子どもの興味を引く対象となり、触れる・口に入れてしまうリスクがあるため、なるべく早めに取り除くようにしましょう。

 

・清掃道具は安全で出しやすい所に収納しておく

子どもの安全を守るため、清掃道具は子どもが触れられないような場所に収納しておきましょう。
収納場所として適している場所としては、職員室などの大人のみが出入りを行っている場所です。

清掃業者に依頼すれば常に衛生的な状態を保てる

清掃業者に依頼すれば常に衛生的

保育施設のスタッフ・保育士が清掃を行い、子どものお手本として掃除の姿勢を見せているところもあります。
しかし、水まわりなどはなるべく毎日隅々まで衛生環境を整える必要があるため、このような箇所の清掃に関してはプロの清掃業者に依頼するのが良いでしょう。
保育施設の清掃を依頼することで、子どもたちや保育スタッフがいつでも清潔な環境で過ごすことができます。

おわりに

本記事では保育施設清掃の内容に関して、保育施設における清掃の進め方や清掃のコツについてご紹介しました。
施設内を清潔な状態に保つことで子どもの安全はもちろん、保育士の働きやすさにもつながるため、こまめな清掃を心がけるようにしましょう。