清掃業者を依頼してオフィスの残業削減

2023.07.07
オフィスの残業削減

近年、メディアなどでも大きく取り上げられている「働き方改革」。
働き方改革を通じて残業削減に取り組む企業も多いでしょう。
本記事では清掃業者にオフィス清掃を依頼することで、残業削減につながるという内容についてご紹介していきます。

近年進んでいる「働き方改革」の取り組み

近年進んでいる働き方改革の取り組み

働き方改革によって職場環境が変化している企業も増えてきています。
また、働き方改革の中でもとくに「長時間労働」が大きな課題となっており、さまざまな方法で残業削減に取り組まれています。
残業削減を効果的に行うには、従業員ができる限り残業を行わず、どれだけ効率的に業務に取り組むことができるかに着目して対策を練る必要があります。
業務分担や労働管理システムの見直しを行うことで、業務効率を上げている企業も見られます。
業務効率を向上させるために必要な出費がかさむこともあるでしょう。
しかし、効率的に時間をかけず業務を行うことはもちろん重要ではあるものの、やはり「費用対効果があるのか」という点も気になるところかと思います。
費用対効果をしっかりと感じたいという場合、おすすめなのが清掃業者にオフィス清掃を依頼することです。
プロの手でオフィス全体の清掃を行ってもらうことで、従業員間では気づかなかった汚れの部分などもまとめてすっきりと綺麗にすることができるでしょう。

オフィスが汚れていると業務効率も悪くなる…?

オフィスが汚れていると業務効率も悪くなる

オフィスが汚れていると業務効率が落ちると言われていることから、オフィスはできる限り常に綺麗な空間を保っておきたいところかと思います。
まずは必要なもの・不要なものを区別し、ゴミは処分しましょう。
加えてデスク周辺を綺麗な状態に保つ・共有している物を使いやすい場所に置いておく・清潔な状態を維持できるようルールを作るなどを行い、従業員間で共有・習慣化できるよう努めましょう。
これらをすべて習慣化すれば、業務効率の向上も期待できるでしょう。
しかし、従業員ですべてを毎日取り組むには難しい場合もあるかと思います。
また、毎日清掃に時間を取られ過ぎてしまうと、本来の業務に支障をきたしてしまうことも。
本来の業務に時間を割けないとなると残業につながってしまい、必然的に業務時間も長くなってしまいます。
そのような場合には、やはり清掃業者に依頼するのがおすすめです。
一人ひとりのデスク周辺などは従業員自身が綺麗にしておく必要がありますが、共有場所であるトイレや給湯室、オフィスの床、エアコンなどの清掃に関しては清掃業者に依頼することで従業員にかかる負担をグッと軽減することができます。

仕事の業務効率化の基本である「5S」

仕事の業務効率化の基本である5S

「ある程度は従業員間でオフィスを綺麗にしたいけれど、一体どこから手を付ければ良いのか分からない…」という場合、効率的に作業を進めるための「5S」について知っていきましょう。
5Sとは「整理・整頓・清掃・清潔・しつけ」の頭文字に由来するスローガンです。
オフィス清掃で、どのような意味を持つのかをそれぞれご紹介します。

・【5Sの種類】整理

一般的な掃除と5Sを意識したオフィス清掃の違いは、掃除前の整理・整頓だと言われています。
ただの掃除で終了しないために、仕事に必要なもの・不要なものを判別する「整理」で基礎を作っておく必要があります。
オフィスにおける整理で不要なものとされがちなのは、「古い資料」「使用していない個人の備品」「古いメールの連絡先」「古い名刺」「発注されることがない在庫」などが挙げられます。
仕事に関して、現在使われていないもの・昔のものは思い切ってすべて処分するようにしましょう。
デスク周辺だけでなく倉庫にある在庫もまとめて処分すると、空きスペースとして活用できます。
整理する際には、書類のデータ化・備品の共有化も行うことによって従業員間で必要なものを絞りこむことができるでしょう。

・【5Sの種類】整頓

オフィス清掃の5S「整頓」では、顧客視点から必要なものを抜粋することが大切です。
顧客の立場に立ち、オフィスで生じている「探す・使いにくい・戻しにくい」の無駄を排除していきましょう。
排除後、必要なものだけが残った状態になれば、最適な場所にそれぞれ設置していきます。「何がどの場所にあるのか」が分かりやすくなることで、日頃の業務で生じる無駄をなくしていくことができます。
整頓のポイントとしては、「使用頻度の高いものは手近に設置」「戻しやすいように工夫する」「使い方によって設置方法を変える」といったものが挙げられます。

・【5Sの種類】清掃

オフィスでの5S「清掃」の目的は、整理・整頓で必要なものが適切な場所に設置されている状態を「維持する」です。
通常の掃除とは異なり、オフィス清掃の場合はそれぞれの部署間や会社全体で行われることが多いです。
その際、組織内で5Sの意義や目的・清掃ルール・清掃方法を共有しておき、作業効率を向上させましょう。
清掃方法としてはホウキ・雑巾掛けが一般的で、「整理・整頓を行った場所が綺麗な状態で維持できているか」というチェックも併せて行う企業も多いです。

・【5Sの種類】清潔

オフィスでの5S「清潔」は、これまでに行った整理・整頓・清掃の「3S」を組織内で継続的に維持していくことを意味しています。
不要なものを処分する「整理」、必要なものを適切な位置に設置する「整頓」、組織内のルールに基づき綺麗さを維持する「清掃」の3Sを月単位・年単位で定着させて、初めてオフィスが「清潔」な状態であると言えるのです。
そのため、5Sにおいて「清潔」の基準は非常に大きな段階と考えられています。

・【5Sの種類】しつけ

オフィスでの5S「しつけ」は、一般的な意味で使われる躾とは意味合いが異なります。
正しく整理・整頓・清掃の「3S」が実現され、関係者にも習慣化して根付いている状態を意味しているのです。
「しつけ」が行き届いている状態はすぐに実現できるものではなく、各自が自発的に3Sに取り組み続けることで実現できるものなのです。

オフィスの従業員間で掃除を行うだけでは限界がある?

オフィスの従業員で掃除を行うだけでは限界

オフィスにおける5Sについて理解することができました。
オフィスが綺麗な状態であれば、従業員のやる気を引き出すことができ、業務効率もアップすることが期待できるでしょう。
しかしオフィスの従業員間で5Sを実現させるには、多くの時間と工数が必要となります。
また、オフィスの従業員間で掃除を行うだけでは汚れを取り除くのに限界があるのも事実です。
清掃を行う頻度・内容によっては、かえって従業員を疲れさせてしまい、業務効率が低下してしまうことも。
その事態を避けるには、「毎日のオフィス清掃をどれだけ楽にすることができるか」が鍵となります。
清潔で綺麗な状態のオフィスを維持し続けるには、清掃業者への清掃依頼を検討することも非常に大切です。
自社の規模に合った清掃内容・費用相場を把握し、オフィス清掃を依頼する目的や場所を明確にした上で必要な清掃を業者に依頼するようにしましょう。
プロの清掃業者にオフィス清掃を依頼することで業務効率がアップし、残業時間の削減にもつながります。

おわりに

本記事では清掃業者にオフィス清掃を依頼することで、残業削減につながるという内容についてご紹介しました。
清掃業者に依頼することで本来の業務に集中できるため業務効率がアップし、残業削減につながることがあります。
オフィスの清掃に関して悩まれている方は、ぜひ清掃業者へのオフィス清掃を検討してみてくださいね。