オフィスの清掃はどうしてる?業者にどの場所を掃除してもらうべき?
従業員が毎日使うオフィスには普段あまり気が付かなくとも、さまざまな種類の汚れが溜まっているものです。
そのため、清掃業者にオフィス清掃を依頼するのがおすすめなのですが、依頼前には「どこまでの範囲をどのように清掃してくれるの?」という疑問が浮かぶことかと思います。
本記事ではオフィス清掃ではオフィスのどの場所を掃除してもらうのかという内容について、具体的な清掃範囲をご紹介していきます。
そもそもオフィス清掃を依頼する企業が増えているのはなぜか?
近年では、専門の清掃業者にオフィス清掃を依頼する会社が増えてきています。
「自分たちが勤務している場所なのだから自分たちで掃除を行うもの」と思われている方も多いかもしれません。
しかし清掃業者に依頼すると、掃除の仕上がりが全く違い、素人ではできない美しい仕上がりになるのです。
清掃業者は掃除のプロであるため、隅々まで掃除が行き届くことに加え、専門の道具や洗剤を用いて汚れを落としてくれます。
そのため、従業員同士で行う掃除よりも短い時間でオフィスが見違えるほど綺麗になるのです。
・会社のイメージアップにもつながる価値
「そうは言っても清掃業者に依頼する費用がなんだか勿体ないように感じる…」という方も多いのではないでしょうか?
しかしオフィスの状態や設備、空間全体が「会社の顔=会社イメージ」となるのです。
清掃業務に不慣れである会社の従業員が行うことで、汚れを見落としてしまうことも多くあるかと思います。
また、普段目に留めない箇所も来訪者には目に留まってしまったり、気づかぬうちに来訪者に対して「不潔なイメージ」を与えてしまっていたりする可能性も考えられます。
また、汚れに気づかずしばらく放置してしまった汚れというのは、そう簡単に落とせません。
プロの業者であれば、「どのような箇所にどのような清掃が必要であるのか」を考え実行してくれます。
隅々まで行き届いた清掃は会社のイメージアップにもつながるため、費用以上の価値はあると言えるでしょう。
【オフィス清掃】依頼するメリット
オフィス清掃を清掃業者に依頼するメリットをいくつかご紹介します。
・従業員の負担を軽減し、業務効率・生産性の向上につながる
オフィス清掃を清掃業者に依頼することで、従業員一人一人にかかる負担を軽減することができます。
自社で行う清掃はコストこそかかりませんが、その分従業員への負担が大きくなってしまいます。
掃除の割り振り決め・掃除用具の購入や交換・実際の清掃業務など、社内で清掃すると言っても清掃業務のために多くの時間と手間を費やすことになります。
一方、専門の清掃業者に依頼することで、従業員がオフィス清掃を行う必要が無くなります。
その分、本来の業務に集中できるため、業務効率・生産性の向上にもつながるでしょう。
・計画的な清掃で時間を有効活用できる
清掃業者に依頼することで、計画的に清掃を行うことができます。
全体を見渡してとくに汚れが目立っている箇所を集中して清掃することや、利用頻度に合わせて清掃計画を立ててもらうことも可能です。
また清掃業者に任せることができれば、従業員はこれまでの清掃業務から解放されることになるため、その分の時間を本来の業務にあてることができるようにもなります。
・プロの技術を活かして綺麗を保ち、美観回復が望める
従業員間で社内の清掃を行っている会社もありますが、ある程度綺麗にすることはできてもやはり汚れが気になる箇所は多く残ってしまう傾向にあります。
清掃のプロである清掃業者は、オフィスごとに適した清掃計画を立て清掃に取り掛かります。
時には専門の機材や技術を用いて清掃を行うこともあり、素人では落としきれない頑固な汚れや、気がつかないような細かい汚れなども、プロの目を通してチェックしてもらえ、まとめてピカピカに仕上げてもらうことができます。
徹底して清掃を行うことによってオフィスの美観回復を図ることは、従業員の心身の健康維持に加え、業務クオリティーを向上することにも好影響を与えてくれることでしょう。
【オフィス清掃】日常清掃での清掃範囲
清掃業者が行うオフィス清掃は、基本的に「日常清掃」であることが多いです。
ここではオフィス清掃で業者が行う日常清掃の清掃範囲についてご紹介します。
ただ下記は一例であるため、希望する清掃内容がある場合は直接問い合わせてみるのもおすすめです。
・駐車場や駐輪場の清掃
駐車場や駐輪場の清掃では、大きなゴミなどを拾いつつ、掃き掃除を行います。
また駐輪自転車を整理することもあります。
・オフィス建物周辺の清掃
オフィス建物周辺の清掃では、先述同様大きなゴミ類を拾いながら、掃き掃除を行います。
そのほか雑草・蜘蛛の巣などがあれば、それらも取り除いていきます。
・エントランス部分の清掃
エントランス部分の清掃では、床面の清掃、エントランスガラスの清拭を行います。
また電話台など平行面にはホコリなどが溜まりやすいため、この部分の清掃も行います。
・廊下の清掃
廊下の清掃では、床面の清掃、手すりの清拭、平行面の清掃を行います。
・トイレの清掃
トイレの清掃では、床面の清掃、洗面台の清掃、小便器・大便器の清掃、鏡の汚れ清拭、備品補充、ゴミの回収を行います。
・オフィス内・会議室の清掃
オフィス内・会議室の清掃では、床面の清掃、机面の清拭、ゴミの回収、平行面の清掃を行います。
・給湯室の清掃
給湯室の清掃では、床面の清掃、キッチンシンク清掃、キッチンコンロ清掃、ゴミの回収を行います。
ただこのオフィスの日常清掃に含まれるサービス・作業範囲は、清掃業者によって異なります。
そのため、希望する範囲の清掃を行ってもらえるかどうかを事前に調べておくことが重要です。
【オフィス清掃】定期清掃での清掃範囲
次にオフィス清掃で業者が行う定期清掃の清掃範囲についてご紹介します。
あくまでも一例ですが業者が行うオフィスの定期清掃の内容としては、「床洗浄剥離ワックス」「床洗浄ワックス」「窓ガラス清掃」「外壁や床の高圧洗浄」「照明器具の清掃」「エアコン分解洗浄」「カーペットフロアのシャンプー」「カーペットのドライクリーニング」といったものが挙げられます。
ただ、こちらも日常清掃同様、定期清掃に含まれるサービス・作業範囲は清掃業者によって異なるため、きちんと事前に確認しておくことが大切です。
【オフィス清掃】日常清掃と定期清掃の使い分けが大切
比較的簡単に清掃できるような箇所は従業員間で清掃を行い、そのほかの箇所については日常清掃・定期清掃を清掃業者に依頼するという風に使い分けるのがおすすめです。
とくに「タイルにこびりついた頑固な汚れ・建物高層階の窓ガラスの外側・エアコン内部」といった箇所は従業員間の清掃では汚れを落とすことが難しいでしょう。
このような場合、専門の清掃業者に定期清掃を依頼してしまう方が、安全・安心に汚れをすっきりと落としてもらうことができます。
オフィス内の清掃箇所・清掃目的・清掃内容にあわせて、清掃業者の日常清掃や定期清掃を使い分けるようにしましょう。
おわりに
本記事ではオフィス清掃ではオフィスのどの場所を掃除してもらうのかという内容について、具体的な清掃範囲をご紹介しました。
掃除を行うのはどうしても億劫に感じてしまいますが、ある程度簡単に行えるものは従業員間で掃除し、そのほかの必要な箇所については専門の清掃業者に依頼することで、常に美しいオフィスを保ち続けることができるでしょう。