オフィスの床に付着したしつこい汚れの種類と清掃方法をご紹介

2022.10.01
オフィスの床に付着したしつこい汚れ

オフィスの床にはしつこい汚れがこびりついてしまうことが多いと言います。

本記事では、オフィスの床に付着したしつこい汚れの種類と清掃方法をご紹介していきます。

オフィスの床の種類

オフィスの床には、下記のように「長尺シート」と「カーペット」の二種類が使われます。

 

 

長尺シート

非常に摩擦に強く、公共施設や店舗など「人が土足で歩く場所」でよく使用されているのがこちらの「長尺シート」です。

長尺シートには消毒液・薬品などを取り扱う場所に適している耐薬性に優れたもの・転倒した場合でもその衝撃を上手く吸収することができるものなど、機能性に長けている商品も多いです。

人に限らず、台車などが頻繁に通過する店舗などにも適している素材だと言えます。

 

カーペット

カーペットを正方形の形にカットし、タイル状に敷き詰めた「タイルカーペット」も さまざまなオフィスで採用されていることが多いです。

部分的に飲み物で汚れてしまっても、その部分のタイルだけを取り外して洗う・張り替えることができるという魅力があります。

毛足が短いカーペットは、掃除が行いやすいというメリットがあります。

オフィスの床に付着したしつこい汚れの種類は?

しつこい汚れの種類

【オフィス床】長尺シートに付着するしつこい汚れの種類

 

黄ばみ

水分が床に残ったままの状態で放置してしまうことで、床が黄ばんでしまうことがあります。

 

黒ずみ

土足で出入りのあるオフィスでの黒ずみ原因として考えられるのが、「雨が降った場合の濡れた靴裏」です。

濡れた状態で放置しているとカビの原因となり、最終的には頑固な黒ずみ汚れに変化してしまうのです。

 

油汚れ

社員が昼食時に食べたごはんやカップ麺が床に落ちてしまうなどで、油汚れが出ることもあります。

油汚れも放置してしまうことで黒ずみに変化してしまいます。

 

 

【オフィス床】カーペットに付着するしつこい汚れの種類

床がカーペットの場合、砂・ホコリ・髪の毛といったものが溜まりがちです。

一見美しく見える床であっても、カーペットの毛の奥部分に汚れが溜まってしまっていることが多いです。

オフィス床に付着したしつこい汚れの清掃方法

【しつこい汚れの清掃方法】長尺シートの場合

長尺シートの床の場合の清掃方法としては、まずアルカリ性洗剤もしくは中性洗剤のどちらかの洗剤と重曹を用意して1対1の割合で混ぜ合わせるようにし、汚れの部分に直接ふりかけます。

次にお湯に浸したクロスを絞って、軽くこするようにします。

汚れが落としきれたら洗剤・汚れが床に残ったままにならないよう、もう一枚のクロスをお湯に浸けて絞り、拭き掃除をして最後に乾拭きを行えば完了です。

 

「剝離洗浄ワックス」を行うことも

剥離洗浄ワックスは剥離剤を使用し、古いワックスの塗膜をすべて完全除去して床材を元の素材の状態に戻して再度新しいワックス層を作っていくという作業を言います。

 

【しつこい汚れの清掃方法】カーペットの場合

カーペットの場合は、とにかく念入りにと掃除機をかけることです。

掃除機をかける際、少なくとも2往復は掃除機をかけるようにしましょう。

毛足の流れと逆の方向からかけるようにして、吸い取り切れなかった汚れに関しては粘着クリーナーを用いて汚れを除去します。

【オフィスの床】しつこい汚れを予防する方法

しつこい汚れを予防する方法

掃除・換気を毎日行う

足裏の皮脂・油汚れといったものによる黒ずみを抑えるには、掃除・換気をこまめに行うことが大切です。

 

ワックスを再塗装する

黒ずみやひどい汚れがある場合、ワックスを剥離した後に再度塗布しなければなりません。

ワックス剥離・塗装に関しては専門的知識を要するため、専門業者にワックスの定期的な塗装を依頼して綺麗な床にしてもらえるようにしましょう。

おわりに

本記事では、オフィスの床に付着したしつこい汚れの種類と清掃方法をご紹介しました。

それぞれの汚れに清掃方法も異なるため、必ず適した清掃方法で汚れを正しく落とすようにしましょう。