床清掃を依頼する際に知っておきたい床清掃業者の選び方

基本的に「床」は汚れがついてしまいやすいので、定期的に清掃を行う必要があります。
しかし床の清掃は時間・手間がかかるので、専門の清掃業者に依頼するのがおすすめだとされています。
本記事では、床清掃を依頼する際に知っておきたい床清掃業者の選び方についてご紹介していきます。
床の素材や状態をしっかりと確認しているか
床の素材・状態によって清掃方法というのは大きく異なるものです。
そのため一般的な清掃業者であれば、そんな「床の状態」というのは1番気になる・知りたいところだと思います。
「どういったことで困っているのか」「普段はどんな清掃を行っているか」「こういった方法で床清掃を行う予定だが問題ないか」といった床清掃に関する質問をいくつかされることになります。
何も質問せず作業を始める業者というのも一定数存在しますが、こちらの場合はどのような現場であっても同作業を行うようにしており、「現場の状況に合わせた清掃を行う」ということは基本的にしない方針なのでしょう。
現場の状況を把握したうえでしっかりと問題点を指摘・説明してくれ、それに向けた解決方法を床の素材・状態に合わせて正しく提案してくれる業者を選ぶようにしてください。
床の剥離洗浄を行っているか

床にワックス塗布を行っていると、ワックスが何層も重なり合ってしまい、落とすことができなかった汚れが下の層にどんどんいってしまい、次第にフローリング全体の光沢が失われてしまうということがあります。
そういった事態を防止するため、フロアクリーニングには剥離洗浄という工程が含まれているのです。
床に薬剤を塗布して古くなったワックスを剥離して、新しくメンテナンスをし直すという作業です。
定期的にこの剥離洗浄を行っていないと床がどんどん黒ずんでしまい、長期的に見ると、かえってコストがかかってしまうということも考えられるので、フロアクリーニングを依頼する際にはできる限り剥離洗浄の説明がある業者を選ぶようにしてください。
床清掃に適した器具を使用しているか
汚れた清掃道具を使っていては、床を綺麗にすることができません。
きちんとお手入れが行われた清掃器具を使っているか、というポイントは非常に重要な条件だと言えます。
またフロアクリーニングの際は、「ポリッシャー」と呼ばれる円形をした清掃用具を使うようにします。
しかし円形であれば、床の4隅など清掃が行き届かないという問題点もあります。
そのため清掃を丁寧に行っている業者によっては、隅に溜まってしまった汚れを取り除くことができる「すみこすり」という長方形の道具を使うようにします。
ただポリッシャーを使うことで大半の汚れは綺麗に取り除くことができてしまうため、工程を削減するため「すみこすり」を使わないというケースも多いものです。
道具を使い分けながら、細かなところまで丁寧に清掃を行ってもらえるかどうかというポイントもチェックしておきたいところです。
床清掃の実績は豊富であるか

清掃業者には非常に多くの種類があり、老舗のところがあれば新しいところもあります。
「実績が一体どれほどあるのか」というポイントをチェックしておくと安心だと言えます。
実績が豊富であれば、床清掃のノウハウもすべて持っていることが考えられるため、安心して依頼することができると言えます。
また清掃業者により得意な分野も異なるので、実績の数だけでなく、清掃業者が得意としている分野についても確認しておくと安心です。
おわりに
本記事では、床清掃を依頼する際に知っておきたい床清掃業者の選び方についてご紹介しました。
さまざまな汚れが毎日付着してしまう「床」。
優良な清掃業者に定期的な清掃を行ってもらい、できる限り美しい見た目を保つことができるよう努めていきましょう。