【マンション清掃】エレベーターの正しい清掃手順についてご紹介

2022.08.17
マンションのエレベーターの清掃

エレベーターが動かないと移動も難しくなるため、エレベーターは常に良いコンディションを保つ必要があります。

本記事ではマンション清掃として、エレベーターの正しい清掃手順についてご紹介していきます。

【マンション清掃】エレベーターはこまめな清掃が必要

エレベーターは密閉された空間であり、どうしても汚れが溜まってしまいやすいという特徴があります。

しかし、エレベーターは日常的に清掃を行うということもあまりなく、なかなか掃除が行き届きづらい箇所でもあります。

汚れを溜め込んでしまわないようにするには、エレベーター清掃をこまめに行う習慣をつけることによって、綺麗な状態を維持できるようになるのです。

また、エレベーターは定期的に清掃を行うべきなのです。

たとえば【1週間に1度清掃を行う】【2週間に1度清掃を行う】など、実施する期間を決めたうえで清掃を行うようにしましょう。

大家さん自身でこれらを行うには手間・負担が大きいため、プロの清掃業者の手を借りることをおすすめします。

【マンション清掃】エレベーター内の清掃手順

エレベーター内の清掃手順

【エレベーターの清掃箇所】操作盤

階数・開け閉めボタンといったものが多くついている「操作盤」の部分は、非常に多くの人が触れる箇所であるため手垢・皮脂といった汚れが付きやすいのです。

こういった皮脂は酸化してしまうと悪臭が発生してしまうので、中性洗剤をおおよそ1%に薄めた水を使って操作盤の拭き掃除を行うようにしましょう。

拭き掃除を行う際にはボタン内部に水が入り込まないよう布を硬く絞ってから使用し、最後に乾いた布を使って乾拭きを行うようにします。

 

 

【エレベーターの清掃箇所】カゴ

天井・壁・扉・床・巾木・換気扇といったエレベーター全体のことを「カゴ」と言います。

床の部分以外は表面のホコリを軽く取り除き、炭酸カルシウム粉末を含ませた布を使って汚れを拭き取るようにし、乾拭きで仕上げていきます。

ただ、エッチング・つや消し仕上げが施されている場合には、表面に傷がつかないよう中性洗剤を使うようにしましょう。

床の部分は、泥を掃いた後で雑巾を使って水拭きを行います。

汚れがひどく付着している場合には、中性洗剤を1%ほど薄めた水を使って拭き取り掃除を行ってください。

 

 

【エレベーターの清掃箇所】三方枠・敷居溝

エレベーターの各階にある乗降口の枠の部分を「三方枠」と言い、エレベーターのドアが開閉する足元溝部分を「敷居溝」と言います。

溝の中に入ったゴミ・小石といったものを取り除いて、乾いた布を使って拭き取り掃除を行ってください。

エレベーター内の「臭い対策」について

エレベーター内の臭い対策について

エレベーターは密閉空間にあるので、臭いが充満してしまいやすいことも問題として取り上げられやすいです。

不快な臭いがするのはマンションのクレームにつながってしまうこともあるため、注意していきたいところだと言えます。

このような臭いを除去するには、定期的に清掃・換気を行って通気性を良くしようとすることが大切です。

そのためエレベーター内の通気を心がけるようにし、できる限り臭いが発生しないよう気をつけておきましょう。

しかしきちんと換気・通気を行っていたとしても、臭いが取り切れないこともあります。

臭いの原因の大半が、皮脂のニオイ・雑菌繁殖・エアコンなど換気設備内に発生したカビであることが考えられます。

染みついた臭いを自分で取り除くことは難しいため、専門の清掃業者にエレベーター清掃を依頼するようにしましょう。

おわりに

本記事ではマンション清掃として、エレベーターの正しい清掃手順についてご紹介しました。

エレベーターを快適に使い続けるために、定期的に清掃を行うことが大切です。

「手間・負担をかけることなく綺麗な状態にしたい…」という場合には、ぜひ清掃業者に清掃を依頼するようにしましょう。