【マンション清掃】優良な業者を見分けるには共用部をいくつか確認
マンションの共用部の清掃を清掃業者に任せているという方は多いかと思います。
本記事ではマンション清掃に関して、優良な清掃業者を見分けるには共用部をいくつか確認しなければならない理由についてご紹介していきます。
マンションの顔とも言える「共用部」
マンションの「共用部」は居住場所以外の部分であり、賃貸を借りている人が共同で使用している空間を指しています。
具体的には、エレベーター内・集合ポスト・エントランスといった場所がこの共用部に含まれており、賃貸を借りている人はもちろん、場所によっては外部の人が出入りできる部分でもあります。
そのため、この共用部の清掃が行き届いているかどうかで、外部の人に与える印象も変わってくるでしょう。
またこの外部の人に与える印象というのは、マンション建物の資産価値にも影響してきます。
賃貸を借りている人の家族・友人が訪ねてくることがあるほか、配達員や郵便局員がマンションを訪問することもあります。
このような状況で良い印象を与えることができれば、それだけ入居希望の数も増えてマンションの価値も向上します。
あまりに空室が目立ってきてしまうと最終的には家賃を下げることになりかね無いため、最終的に収益力も低下してしまいます。
そのように考えると共用部は「マンションの顔」であると言え、清掃は美しくするお化粧のような役割を担っていると考えられます。
優良なマンション清掃業者かを見分ける共用部チェックポイント
優良なマンション清掃業者かを見分ける共用部のチェックポイントについてご紹介します。
駐輪場・駐車場
駐輪場・駐車場で気になるのはタイヤ痕・泥汚れなどです。
一日に自転車・車の出入りは何度もあるため、常に綺麗な状態を維持し続けるのは難しいと言えます。
その要素を上手く利用して、「手抜き清掃」を行う業者もいます。
そのため、清掃業者の清掃作業が終わった直後はすぐにチェックをし、手抜きの箇所があるかきちんと見分けるようにしましょう。
エレベーター内のマット
エレベーター内では、床のマット部分に目を光らせるようにしましょう。
このようなマットに多いのは、「ほつれ・めくれ」などの劣化です。
マット交換を行うのは管理会社の仕事ではありますが、清掃業者によっては、マットが劣化していることに気づいて報告してくれるところもあります。
このことを逆に考えると、マットの劣化が起きていても長期間何もされず放置されているという場合、清掃業者のスタッフが管理会社にその旨を報告していないことが考えられます。
清掃業者の清掃範囲に含まれているわけでは無いのですが、オーナー様にとっては「報告して欲しかった…」と思われることが多いと言えます。
階段・非常階段
共用部内で一番目立つことが少ない場所だと言えるのが、「階段・非常階段」の部分です。
見えにくい部分であるだけに、ゴミを捨てたり汚れを付けたりする人がいるというのも事実です。
壁や床にタバコをこすりつける、飲み物や食べ物を床にこぼすなどで汚れが生じることが多いです。
本来であればこのような汚れは1度の清掃で取り除けることがほとんどですが、しばらく残ってしまっている場合、清掃業者の手抜きであることが多いです。
取りやすい汚れがきちんと取り除かれて綺麗にされているか、確認するようにしましょう。
おわりに
本記事ではマンション清掃に関して、優良な清掃業者を見分けるには共用部をいくつか確認しなければならない理由についてご紹介しました。
清掃業者の中には手抜き清掃を行うところもあり、いざ共用部をチェックしてみると「きちんと清掃ができていない」と気づくことも多いもの。
信頼性の高い業者に依頼できるよう、共用部のチェックは怠らないようにしましょう。