【年度末のオフィス清掃】オフィスの大掃除の場所や掃除方法について

2023.11.10
年度末のオフィス清掃

オフィスで年に一度行われる年度末の大掃除。
本記事ではそんな年度末のオフィス清掃に関して、オフィスの大掃除の場所や掃除方法をご紹介していきます。

オフィスの大掃除までに行っておくべき準備について

オフィスの大掃除までの準備

オフィスの大掃除までに行っておくべき準備についてご紹介します。

 

 

・掃除場所リストの作成

オフィスの大掃除を検討する際、初めに行うのは掃除場所を明確にしていくことです。
オフィス・エントランス・トイレ・階段・給湯室など、場所ごとに必要な掃除内容をリストアップしていきましょう。

 

・各掃除場所の担当者を決定する

大掃除リストが作成完了したら、各掃除場所の担当者を決定していきます。
それぞれの箇所に担当者を配置することで、誰も掃除を行っていない箇所が発生してしまうなどのトラブルも防止できます。

 

・掃除の流れ・スケジュールを考える

掃除場所と担当者の割り振りが完了したら、掃除のスケジュールを組んでいきます。
従業員が少ない場合、何日かに分けて掃除を行うことも検討しなければなりません。
また業務中の隙間時間で掃除を行うという場合、「○○時~○○時までは○○チームが大掃除を行う」などの時間配分で行うようにしましょう。
できる限り流れ・スケジュールを細かく配分しておくことで、スムーズに掃除を進めることができます。

 

・必要な掃除道具をそろえる

掃除道具の手配も必要不可欠です。
会社内の掃除道具に破損・不備といったものが無いか確認しておき、足りないものが見つかった場合は早急に買い足すようにしましょう。
ホウキやちりとり、雑巾などの掃除道具はもちろん、高所の掃除を検討している場合は脚立も準備しておくことをおすすめします。
掃除に必要なものをいくつかリストアップして準備しておくと、買い物漏れを防止できるでしょう。

【オフィスの大掃除】掃除する場所と掃除方法について

掃除する場所と掃除方法

・オフィス

大掃除時間の大半を占めるのが、オフィスだと言えます。
そのため、なるべく手際よく掃除を進めていかなければなりません。
オフィスには訪問者もいることから、細かな場所も掃除する必要があります。
そのため基本的な掃除道具だけでなく、隙間の汚れを取り除けるような古い歯ブラシ・綿棒なども用意しておきましょう。

 

・エントランス

一日に人が出入りを繰り返すオフィスのエントランスは、汚れが溜まってしまいやすい場所の一つだと言えます。
エントランス部分の汚れの大半は塵や土ボコリであるため、ホウキ・掃除機を使用することで汚れをサッと取り除くことができます。
ただし床タイルに黒ずみが付着してしまった場合には、アルカリ性洗剤を使って汚れを落とすことが大切です。

 

・エレベーター、エスカレーター、階段

エレベーター・エスカレーター・階段といった場所は毎日掃除を行いにくいです。
そのため、大掃除の際にはきちんと汚れを取り除いておかなければなりません。
エレベーターの床部分は濡れ雑巾を使って拭き掃除を行い、ボタンなどは乾いた布で拭き取っていきます。
エスカレーターは安全のため、必ず停止させた上で掃除機をかけるようにしましょう。
階段は掃除機のほか、モップを使って掃除することでピカピカの階段に仕上がります。

・会議室

会議室

ミーティングや会議、商談を行う会議室も大掃除場所として見逃せない場所です。
掃除方法は基本的に他の部屋と変わりありませんが、ソファが設置されている場合は注意しなければなりません。
ブラシをつけた掃除機を使って汚れを吸引し、中性洗剤を使用してシミなどの汚れを取り除いていきましょう。

 

・トイレ・洗面所

普段からこまめに掃除する必要があるトイレ・洗面所は、大掃除の際にも掃除を行う必要があります。
必要な道具はトイレブラシ・雑巾などが挙げられますが、使った後トイレに流すことができる掃除シートなども準備しておくと掃除が一層捗るでしょう。

 

・給湯室

キッチン・給湯室で一番気になる汚れと言えば、油汚れなのではないでしょうか?
油汚れはスポンジで掃除するだけでは汚れを落としきることが難しいため、熱湯・重曹を使って落とすようにしてください。
重曹を使用することで、キッチンの換気扇の汚れも十分に取り除くことができます。

 

・倉庫

オフィスにある倉庫がとても大きい場合、掃除を行うことも重労働です。
上から下の方向に向かって汚れを落とすようにしていき、最後にまとめて掃除機で汚れを吸い取っていくようにしましょう。
取り外せるものを取り外して、しばらく浸け置きを行っておくと効率的に綺麗にできます。

 

・デスク・チェア

オフィスデスク・チェアは基本的に水拭きするようにします。
机の天板・チェアの背もたれ・座面の裏側といった部分もなるべく丁寧に拭き上げていくようにします。
デスクやチェアにキャスターが付いている場合、ゴミなどの汚れが絡みついていないか確認しておくようにしましょう。

 

・パソコン・OA機器

パソコン・OA機器といったものはとても繊細なものなので、水拭きするのはNGです。
ハンディクリーナーや乾いた雑巾を使ってできる限りホコリを払い落していきましょう。
キーボード・ボタン部分などの細かな部分に関しては、エアダスターを使って汚れを拭き取ることで綺麗に汚れを取り除くことができます。
最後に雑巾にアルコールスプレーを少し吹きかけて全体を拭き上げておくことで、あわせて除菌も行えるため衛生面でも安心できます。

 

・照明器具

照明器具を掃除する前には必ず電源を切って掃除を始めるようにしましょう。
白熱灯の場合、電気を消してしばらくは高温の状態が続いているためすぐに触れないようにしてください。
照明カバーは取り外して固く絞った雑巾で拭き上げるようにし、照明本体はハタキを使ってホコリを落とすようにします。
また照明は高所での作業となるので、脚立を使って複数人で安全を確保しながら行うようにしましょう。
またデザイン性の高い照明器具の場合、破損させないよう十分に注意した上で掃除を行うようにします。
素材によっては濡れた雑巾が適さない場合もあるので、照明の取り扱いについては事前に説明書を確認するようにしながら掃除方法をチェックしておくと良いでしょう。

 

・エアコン

オフィスのエアコンは業務用・一般用かによって掃除方法が異なります。
どちらのタイプでもエアコンフィルターの取り外しを行えるものが多いため、まずはエアコンフィルターの掃除を行うのがおすすめです。
エアコンフィルターは掃除機を使ってホコリを吸い取るようにし、水洗いができるものは水洗いするようにします。
エアコン本体の清掃に関しては専門的な部分が多いため、専門業者に依頼して清掃してもらうようにしましょう。

プロの清掃業者に依頼して簡単に大掃除を終わらせよう

プロに依頼して簡単に大掃除

オフィスの年度末の大掃除では、さまざまな箇所を清掃する必要があります。
しかし、すべてを社内で行おうとすると従業員にかかる負担は相当大きいものになってしまいます。
プロの清掃業者に依頼することで、オフィス掃除の手間・時間をかけずにピカピカにしてもらうことができます。
「大掃除の時間が取れないかもしれない…」という場合、無理して社内で行うのではなく一度清掃業者にオフィス清掃を依頼することも検討してみましょう。

おわりに

本記事では年度末のオフィス清掃に関して、オフィスの大掃除の場所や掃除方法をご紹介しました。
年度末のオフィス清掃を行うことで、会社に訪問したお客様にもプラスの印象を持ってもらうことができるでしょう。
清掃をぬかりなく行い、美しいオフィスを保てるようにしてください。