オフィスを清潔に保つための「清掃ルール」の決め方について

2022.10.15
オフィスを清潔に保つ

従業員が毎日使うオフィスはできる限り綺麗さを保っておきたいもの。

綺麗さを保つには清掃ルールを徹底させなければなりません。

本記事では、オフィスを清潔に保つための「清掃ルール」の決め方についてご紹介していきます。

オフィス清掃を定着させるために「清掃ルール」を決める

職場を常に綺麗な状態にしていると、従業員間でもその綺麗な状態をできる限り維持しようという意識が生まれます。

一方、汚れた状態をそのままにしておくと、「ホコリが少し増えても大丈夫だろう」という風にサボる癖がついてしまいやすいです。

またこのようなオフィス内での清掃について、一部の従業員の中では「自分の業務とは関係が無い仕事」だと感じてしまうこともあるかと思います。

そのような意識を持ったままであると自分の業務を優先してしまいがちになり、少しずつ清掃に対する意識も薄れてしまうでしょう。

オフィス清掃を従業員間で行う場合は、従業員のモチベーションを保ちつつ、それを定着させることができるような「清掃ルール」を作ることが大切です。

オフィス社内での「清掃ルール」の決め方

清掃ルールを決める

オフィス社内での「清掃ルール」の決め方についてご紹介します。

 

どれくらいの時間で終わらせるかを決めておく

朝礼が終わった後の「業務の一部」として、30分など清掃時間を設けてオフィス清掃を行うという方法もあります。

業務の一部に組み込まれることによって従業員の清掃を行う意識も保たれるため、「綺麗な状態のオフィス」を維持することができるのです。

 

必ず全従業員が参加するようにする

オフィス清掃は、役職に関わらずどのような従業員であっても全従業員が参加するものとしてルール化しておきましょう。

とくに上層部が進んで清掃活動を行うことで、従業員全体の士気を上げることにもつながります。

役職が上になると清掃に参加しないというケースもありますが、従業員の不満につながることになるためあまりおすすめはできません。

 

各掃除場所の掃除頻度を決めておく

毎日すべての場所の掃除を行う必要は無いのですが、とくにフロア内・トイレ・応接室・エントランスなどの場所は頻度を決めて定期的に行うことをおすすめします。

フロア内全体は月に1度程度の拭き掃除、応接室・エントランス・トイレなどの場所は、週1回を目安に拭き掃除を行ってください。

なるべく不公平にならないよう、週替わり・月替わりで部署ごとに実施するというルールを設けるのが良いでしょう。

オフィスの日常清掃が負担になっている場合は清掃業者に依頼する手も

オフィスの日常清掃が負担になっている場合

「従業員間でオフィスの隅々を完璧に清掃するというのは大変過ぎる…」という場合は、専門の清掃業者に清掃を依頼するのもおすすめです。

専門の清掃業者でしか気づくことができない汚れ箇所を清掃してもらえるなど、オフィス全体を隅々まで綺麗にしてもらうことができます。

また日常的に清掃を継続してもらうことによって、「美しい清潔なオフィス」が保たれるため、外部のお客さんからの印象も良いものにつながるうえ、「いつでも綺麗なオフィスで働くことができている」という従業員の業務に対するモチベーションアップにもつながることでしょう。

おわりに

本記事では、オフィスを清潔に保つための「清掃ルール」の決め方についてご紹介しました。

定期的に掃除するのは面倒に感じてしまうものですが、欠かすことができないものでもあります。

従業員間である程度は掃除を行いつつ、必要な箇所は専門の清掃業者に清掃依頼をするようにして、できる限りいつでも美しいオフィスを保てるようにするのが理想的なオフィスだと言えるでしょう。