コラム

介護施設の感染症対策、清掃業者と除菌・消毒はどこまで決めておくべき?

日常清掃 介護施設 清掃業者 空間除菌·消毒
居室や廊下などの共有スペース

介護施設では、毎年11月から1月にかけてインフルエンザやノロウイルスなどの感染性胃腸炎が流行しやすくなります。

感染症対策は、流行が本格化してから慌てて動くのではなく、シーズン前に清掃業者と「空間除菌・消毒」と「日常清掃」をどこまで・いつ依頼するかを決めておくことで、職員の負担を抑えながら衛生環境を維持しやすくなります。

本記事では、介護施設が感染症シーズン前に清掃業者と確認しておきたい、除菌・消毒の範囲や頻度の目安についてご紹介していきます。

最終更新日: 2026-10-15

この記事のポイント

  • 感染症が流行しやすい11〜1月を迎える前、10〜11月頃が清掃業者との打ち合わせの目安です。
  • 日常清掃と空間除菌・消毒は役割が異なるため、組み合わせて依頼することが衛生環境の維持につながります。
  • 感染症が発生した際に清掃範囲がどう変わるかを事前に取り決めておくと、現場の混乱を防ぎやすくなります。
  • スタッフの研修内容や写真付き報告書などの報告体制も、業者選びで確認しておきたいポイントです。

感染症がシーズン本格化する前に備えるべき理由とは?

介護施設の利用者は体力や抵抗力が低下していることが多く、感染症が一度発生すると重症化や施設内での感染拡大につながりやすいため、流行が本格化する前の備えが重要です。

毎年11月頃からインフルエンザが、12月から翌1月にかけてノロウイルスなどの感染性胃腸炎が増える傾向があります。

清掃業者との打ち合わせや契約内容の見直しは、流行期に入る前の10月から11月頃に済ませておくと、繁忙期に慌てることなく対応しやすくなります。

日常清掃と空間除菌・消毒の違いとは?

日常清掃はホコリや汚れを取り除く清掃で、空間除菌・消毒は菌やウイルスに着目したアプローチという違いがあります。

つまり、日常清掃で見た目の汚れを落としたうえで空間除菌・消毒を組み合わせることで、衛生環境の維持が期待しやすくなります。

手すり・ドアノブ・エレベーターのボタンなど、多くの人が触れる高頻度接触面は、日常清掃だけでなく除菌・消毒の対象として意識しておくことが大切です。

介護施設向けの日常清掃の頻度や費用相場については、介護施設清掃の完全ガイドでも詳しく解説していますので、あわせてご確認ください。

介護施設の除菌・消毒はどのくらいの頻度で行うべき?

施設の規模や利用者の状態によって必要な頻度は異なりますが、感染症流行期は高頻度接触面の清拭・除菌回数を平常時より増やすことが一般的な考え方です。

平常時と流行期で頻度を切り替えられる体制を、シーズン前に清掃業者と相談しながら整えておくと安心です。

空間除菌・消毒を単発(スポット)で依頼できるか、日常清掃と組み合わせた継続プランにできるかも確認しておきたいポイントです。

ダイキチカバーオールの介護施設向け清掃サービスでは、日常清掃と空間除菌・消毒を組み合わせたプランを、施設ごとの事情に合わせて拠点単位で設計しています。

清掃業者とどこまでの範囲を事前に取り決めておくべき?

感染症が実際に発生した際、清掃をどこまで続けてもらえるかは業者によって対応が分かれるため、シーズン前に取り決めておくことが重要です。

京都市西京区の特別養護老人ホーム西山寮様では、以前の委託先が感染症発生時に建物全体の清掃を止めてしまうという課題を抱えていました。

ダイキチカバーオールに切り替えた後は、事前の相談を踏まえて清掃範囲を柔軟に調整し、感染拡大リスクの低い箇所の仕上げ清掃を継続して担当する体制を整えています。詳しい内容は特別養護老人ホーム西山寮様のお客様の声でもご紹介しています。

事前に確認しておきたい3つのポイント

感染症発生時の清掃範囲
発生エリアとそれ以外の場所で、清掃を続けてもらえる範囲がどう変わるかを確認しておきます。

連絡・報告の流れ
感染症が発生した際、どのタイミングで連絡し、どのような報告を受け取れるかを事前にすり合わせておくことが大切です。

追加の空間除菌・消毒の可否
平常時のプランに含まれない追加の空間除菌・消毒に対応してもらえるか、料金の考え方も含めて確認しておきます。

スタッフの研修内容や報告体制も確認すべき?

清掃の質は担当するスタッフの知識や技術に左右されるため、研修内容や報告体制も業者選びの判断材料になります。

ダイキチカバーオールは、150時間以上の技術・マナー研修を修了したスタッフが、病院清掃で培ったノウハウをもとにしたHealth-Based Cleaning System(つまり、見た目の汚れだけでなく菌・ウイルスにも着目した独自の清掃の考え方)で対応する清掃会社です。

感染症対応として清掃範囲や頻度を調整した場合、どこをどう対応したかが分かりにくいと、施設側の不安が残ってしまいます。

作業前後の状況を写真付きの報告書で共有してもらえると、職員だけでなく利用者のご家族への説明もしやすくなります。

特別養護老人ホーム中野けんせいえん様では、清掃業者の変更後にクレーム対応の負担が減り、職員同士のコミュニケーションの時間が生まれたという声もいただいています。詳しくは特別養護老人ホーム中野けんせいえん様のお客様の声をご覧ください。

ダイキチカバーオールは2026年1月末時点で契約継続率99.3%(法人契約社数13,000件以上)という実績があり、長期的に任せられる業者選びの判断材料のひとつになります。

業者選びで確認しておきたいポイントとは?

感染症シーズン前に清掃業者を見直す際は、以下のポイントをあわせて確認しておくと安心です。

対応エリアと拠点
自施設のエリアに対応拠点があるか、緊急時にすぐ相談できる体制かを確認します。

日常清掃との組み合わせ
空間除菌・消毒だけでなく、日常清掃と組み合わせたプランを柔軟に組めるかを確認します。

感染症発生時の対応方針
発生時に清掃範囲や頻度がどう変わるかを、事前にヒアリングや書面で確認しておきます。

見積りの透明性
料金体系やオプション費用が明確かどうかも、安心して任せられるかの判断材料になります。

まとめ

介護施設の感染症対策は、感染症が流行しやすい11〜1月を迎える前、10月から11月頃に清掃業者と範囲・頻度・発生時の対応方針を確認しておくことが大切です。

日常清掃と空間除菌・消毒を組み合わせ、スタッフの研修内容や報告体制まで確認したうえで、施設の実情に合わせて安心して任せられる業者を選んでいただければと思います。

よくある質問

Q. 介護施設の消毒はどのくらいの頻度で依頼すればいいですか?

A. 施設の規模や利用者の状態によって異なりますが、感染症流行期は手すりやドアノブなど高頻度接触面の清拭回数を増やすことが一般的です。具体的な頻度は清掃業者と相談しながら決めることをおすすめします。

Q. 空間除菌・消毒だけを単発で依頼することもできますか?

A. はい、空間除菌・消毒のみのスポット依頼に対応している清掃業者もあります。ただし日常清掃と組み合わせることで、ホコリや汚れを除去したうえでの除菌・消毒が期待できるため、両方を組み合わせた依頼が推奨されます。

Q. 感染症が発生した場合、清掃業者の対応は止まってしまいますか?

A. 業者によって対応は異なりますが、事前に取り決めておけば、感染拡大リスクの低い箇所の清掃を継続して担当してもらえる場合があります。契約前に発生時の対応方針を確認しておくと安心です。

Q. 清掃業者の切り替えや見直しはいつ頃から動けばよいですか?

A. 感染症が流行しやすい11〜1月のピーク前、10月から11月頃に検討・相談を始めると、スムーズに新しい体制へ移行しやすくなります。

Q. 空間除菌・消毒の効果はどの程度期待できますか?

A. 空間除菌・消毒は、日常清掃と組み合わせることで衛生環境の維持に役立つことが期待されますが、感染症の発生を完全に防ぐものではありません。日常の手洗いや換気といった基本的な対策とあわせて行うことが大切です。

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