オフィスの床に付着したしつこい汚れの種類と清掃方法をご紹介

オフィスの床にはしつこい汚れがこびりついてしまうことが多いと言います。
本記事では、オフィスの床に付着したしつこい汚れの種類と清掃方法をご紹介していきます。
オフィスの床の種類
オフィスの床には、下記のように「長尺シート」と「カーペット」の二種類が使われます。
長尺シート
非常に摩擦に強く、公共施設や店舗など「人が土足で歩く場所」でよく使用されているのがこちらの「長尺シート」です。
長尺シートには消毒液・薬品などを取り扱う場所に適している耐薬性に優れたもの・転倒した場合でもその衝撃を上手く吸収することができるものなど、機能性に長けている商品も多いです。
人に限らず、台車などが頻繁に通過する店舗などにも適している素材だと言えます。
カーペット
カーペットを正方形の形にカットし、タイル状に敷き詰めた「タイルカーペット」も さまざまなオフィスで採用されていることが多いです。
部分的に飲み物で汚れてしまっても、その部分のタイルだけを取り外して洗う・張り替えることができるという魅力があります。
毛足が短いカーペットは、掃除が行いやすいというメリットがあります。
オフィス床の汚れがもたらす影響

オフィス床の汚れがもたらす影響についても確認しておきましょう。
衛生環境の悪化
オフィスの床に付着した黄ばみや黒ずみ、油汚れなどのしつこい汚れは、見た目の問題だけでなく、衛生面にも大きな影響を与えます。
床に蓄積したホコリや皮脂、水分は、時間の経過とともに雑菌やカビの温床となりやすく、空気中に舞い上がることでアレルギー症状や咳、目のかゆみといった体調不良を引き起こす原因になることもあります。
社員が長時間過ごすオフィスでは、床の清潔さが職場環境の快適性や生産性に直結します。
来客や取引先に与える印象の低下
床の汚れは、来客時の印象にも大きく影響します。
エントランスや通路、会議室の床に黒ずみやムラ汚れが目立つと、「清掃が行き届いていない」「管理が不十分な建物」といったマイナスの印象を与えかねません。
床は視界に入りやすい場所であるため、オフィス全体の印象や企業イメージ、信頼感にも少なからず影響を及ぼします。
床材の劣化とコスト増加の原因にも
さらに注意したいのが、床材そのものへのダメージです。
汚れや古くなったワックスを放置していると、床表面の保護機能が低下し、変色や傷、剥がれが起こりやすくなります。
その結果、部分補修では対応できず、張り替えなど大規模な改修工事が必要になるケースもあります。
これは修繕コストの増加だけでなく、工事期間中の業務への影響という点でも大きな負担となります。
このように、オフィス床の汚れは「見た目が悪い」という問題にとどまらず、衛生環境の悪化や印象低下、資産価値の低下につながります。
オフィスの床に付着したしつこい汚れの種類は?

【オフィス床】長尺シートに付着するしつこい汚れの種類
・黄ばみ
土足で出入りのあるオフィスでの黒ずみ原因として考えられるのが、「雨が降った場合の濡れた靴裏」です。
濡れた状態で放置しているとカビの原因となり、最終的には頑固な黒ずみ汚れに変化してしまうのです。
・油汚れ
社員が昼食時に食べたごはんやカップ麺が床に落ちてしまうなどで、油汚れが出ることもあります。
油汚れも放置してしまうことで黒ずみに変化してしまいます。
【オフィス床】カーペットに付着するしつこい汚れの種類
床がカーペットの場合、砂・ホコリ・髪の毛といったものが溜まりがちです。
一見美しく見える床であっても、カーペットの毛の奥部分に汚れが溜まってしまっていることが多いです。
オフィス床に付着したしつこい汚れの清掃方法

【しつこい汚れの清掃方法】長尺シートの場合
長尺シートの床の場合の清掃方法としては、まずアルカリ性洗剤もしくは中性洗剤のどちらかの洗剤と重曹を用意して1対1の割合で混ぜ合わせるようにし、汚れの部分に直接ふりかけます。
次にお湯に浸したクロスを絞って、軽くこするようにします。汚れが落としきれたら洗剤・汚れが床に残ったままにならないよう、もう一枚のクロスをお湯に浸けて絞り、拭き掃除をして最後に乾拭きを行えば完了です。
「剝離洗浄ワックス」を行うことも
剥離洗浄ワックスは剥離剤を使用し、古いワックスの塗膜をすべて完全除去して床材を元の素材の状態に戻して再度新しいワックス層を作っていくという作業を言います。
【しつこい汚れの清掃方法】カーペットの場合
カーペットの場合は、とにかく念入りにと掃除機をかけることです。
掃除機をかける際、少なくとも2往復は掃除機をかけるようにしましょう。
毛足の流れと逆の方向からかけるようにして、吸い取り切れなかった汚れに関しては粘着クリーナーを用いて汚れを除去します。
【オフィスの床】しつこい汚れを予防する方法

掃除・換気を毎日行う
足裏の皮脂・油汚れといったものによる黒ずみを抑えるには、掃除・換気をこまめに行うことが大切です。
ワックスを再塗装する
黒ずみやひどい汚れがある場合、ワックスを剥離した後に再度塗布しなければなりません。
ワックス剥離・塗装に関しては専門的知識を要するため、専門業者にワックスの定期的な塗装を依頼して綺麗な床にしてもらえるようにしましょう。
専門業者による清掃・ワックスのメリット

専門業者による清掃・ワックスのメリットと、業者選定時のチェックポイントについてご紹介します。
頑固な汚れを根本から改善できる
オフィス床のしつこい汚れや長年蓄積した黒ずみを改善したい場合、専門業者による清掃やワックス管理は非常に効果的です。
日常清掃では落としきれない汚れも、専用の洗剤や機材、床材に関する専門知識を持つ業者であれば、床を傷めることなく効率的に除去できます。
見た目が大きく改善されるだけでなく、清潔感のあるオフィス環境を取り戻せる点が大きなメリットと言えるでしょう。
剥離洗浄ワックスによって床をリセットできる
とくに効果が高いのが、剥離洗浄ワックスによるメンテナンスです。
剥離剤を使用して、古くなったワックス層や汚れを一度すべて除去し、床材本来の状態に戻したうえで新しいワックスを塗布します。
これにより床にツヤが戻り、汚れが付着しにくくなるため、日常清掃の手間も軽減されるのです。
見た目と機能性を同時に改善できる点は、専門業者ならではの強みと言えるでしょう。
床材の寿命を延ばしコスト削減につながる
定期的なワックス管理は、床材の保護にもつながります。
ワックスがクッションの役割を果たすことで摩耗や劣化を防ぎ、床材の張り替え周期を延ばすことが可能です。
結果として、大規模な改修工事の頻度を抑えられ、長期的なコスト削減にもつながります。
業者選定時のチェックポイント
業者に依頼する際は、作業内容や使用する洗剤・ワックスの種類、安全対策の有無を事前に確認することが重要です。
オフィスやビルでは、夜間や休日対応が可能かどうかもチェックしておくと安心です。
費用は床材の種類や面積、汚れの程度によって異なりますが、定期清掃契約を結ぶことで1回あたりの費用を抑えられるケースもあります。
管理会社や自社ビルでは、スポット対応ではなく中長期的な床管理計画を立てることが、安定した建物運営にもつながるでしょう。
おわりに
本記事では、オフィスの床に付着したしつこい汚れの種類と清掃方法をご紹介しました。
それぞれの汚れに清掃方法も異なるため、必ず適した清掃方法で汚れを正しく落とすようにしましょう。





