オフィス清掃の相場・単価まとめ|日常清掃・定期清掃の適正価格をプロが解説
こんにちは!ダイキチカバーオールの細川です。
1月に入り、多くの企業様では新年度(4月)に向けた予算編成や、既存契約の見直しが本格化する時期を迎えました。そんな中、担当者の皆様にとって、避けて通れない検討事項の一つが「オフィス清掃のコスト」ではないでしょうか。
「現在の清掃費用は、今の市場相場と比べて適正なのだろうか?」
「人件費が上がっていると聞くが、単価にどう影響しているのか?」
このような疑問を持ちながらも、具体的な比較基準がないために判断を先延ばしにしているケースは少なくありません。
1月~3月という節目は、次年度の固定費を最適化するための絶好のタイミングです。
この記事では、2026年現在の最新市場動向を踏まえたオフィス清掃の「相場」や「単価」の決まり方、そして賢く費用を抑えるためのポイントを解説します。
オフィス清掃の費用相場:種類別の単価目安
オフィス清掃の費用は、主に「日常清掃」と「定期清掃」という2種類があり、それぞれ料金が異なります。それぞれの料金の決まり方と、2026年現在の相場感をご紹介します。
日常清掃の単価相場
日常清掃は、日頃の清掃のことを指し、掃除機掛けやトイレ清掃、ゴミ回収など、皆様の職場の美観を維持する作業です。
・週1回:15,000円~20,000円
・週2回:25,000円~40,000円
・週3回:35,000円~50,000円
・週4回:45,000円~60,000円
・週5回:50,000円~65,000円
※料金は依頼する箇所や回数によって異なります
多くの業者では「スタッフ1名あたりの人件費 × 作業時間 × 頻度」をベースに、事務手数料や消耗品費を加算して月額料金を決定します。
定期清掃の単価相場
定期清掃は、数ヶ月に一度、専用機材を用いて、日常清掃では落としきれない汚れを除去し、美観を向上させる作業です。
・床洗浄:150円~200円/㎡
・ワックスがけ:200円~300円/㎡
・エアコン分解洗浄:20,000~35,000円
・窓ガラス清掃:15,000円〜
※作業単価については平米数や作業箇所のロケーションによって変動する事が一般的です
オフィス清掃費用を左右する要因
2026年現在、清掃単価は上昇傾向にあります。見積もり金額を左右する主な要因を3点挙げます。
①業界団体による「適正価格」へのシフト
全国ビルメンテナンス協会は、2024年より清掃スタッフの労務単価(賃金)の引き上げと、それに伴う適正な価格転嫁を推進する方針を打ち出しています。
2026年現在、業界全体が「価格競争」から「持続可能なサービス維持のための適正価格」へとシフトしており、各社の提示単価にもその動きが反映されています。
②深刻な労働力不足と人件費の上昇
清掃費用の約8割は人件費が占めています。最低賃金の継続的な引き上げに加え、他業種との人材獲得競争も激化しています。清掃スタッフを安定して確保し、サービスの質を維持するためには、相応の採用コストや待遇改善が不可欠となっており、それが基本単価の上昇に直結しています。
③ 物価高騰による資機材費の影響
清掃に使用する洗剤やワックスなどの消耗品、さらにはポリッシャーなどの専門機材の部品代も、原材料高騰の影響を受けています。特に、近年需要が高まっている環境配慮型の特殊薬剤や最新の清掃ロボットを導入する場合、従来の単価設定では対応が難しくなっているのが現状です。
④ 作業範囲と拘束時間の設定
「どこまでを清掃範囲に含めるか」という清掃範囲の設定が費用を左右します。
一般的に見積もりは「単価×拘束時間」がベースになるため、小さな作業の積み重ねがコストに反映されます。
【シミュレーション:30台のデスク拭きを追加した場合】
1台30秒 × 30台 = 1回15分の作業増
単価(2,000円) × 15分(0.25時間) × 週3回(月12回)
= 月額6,000円(年間72,000円)の増額
※オフィス向け清掃の時給単価目安:1,500円~2,000円
清掃範囲をどこまで広げるかが、最終的な支払い額に数万円の差を生む要因となります。
コストを最適化するための具体的な見直しポイント
相場を把握した上で、実際に費用を抑えるためには、依頼内容の「優先順位」を整理することが効果的です。
・清掃箇所ごとの頻度調整: 全フロアを一律に毎日清掃するのではなく、「汚れやすい場所」と「そうでない場所」で頻度にメリハリをつけます。例えば、毎日人が出入りするエントランスやトイレは高頻度で行い、使用頻度の低い会議室や奥の事務スペースなどは回数を減らすことで、全体の拘束時間を短縮し、コストを最適化できます。
以下は、コストを抑えつつ美観を維持する「頻度調整」のシミュレーション例です。
| 清掃箇所 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| エントランス・トイレ | ● | ● | ● | ● | ● | 常に清潔を保つべきエリア |
| 執務室 | ● | ● | ● | 週3回でも美観維持は可能 | ||
| 会議室・応接室 | ● | ● | 使用頻度に合わせて調整 | |||
| 倉庫 | 月1回 | 最低限の頻度に設定 |
・ゴミ回収のルール化: 各デスクのゴミ箱回収を業者に依頼せず、従業員が共有スペースのゴミ箱へ捨てるだけで、清掃スタッフの拘束時間を削減でき、結果としてコストの削減につながります。
このような細かな見直しが、人件費高騰下において、コストを最適化するための鍵となります。
業者選定における注意点
コスト面だけでなく、品質と信頼性を担保するために、以下の項目を確認することが重要です。
損害保険の加入: 作業中の什器破損等に対する賠償責任保険に加入しているか
教育体制の整備: 守秘義務教育や清掃技術のトレーニングが実施されているか
報告の透明性: 作業内容が可視化される報告体制が整っているか
導入前に解決!オフィス清掃の「よくある質問」
費用相場や仕組みについて解説してきましたが、実際に弊社(ダイキチカバーオール)へご相談いただく際によくある疑問をまとめました。
1.清掃スタッフと作業体制について
Q:どんな人が作業に来てくれますか?
A:アルバイト・パートスタッフではなく、150時間の研修を修了した個人事業主(FCオーナー)がお伺いします。個人事業主として責任感と専門の知識・技術を身に着けたプロの清掃スタッフが担当させていただきます。
Q:清掃スタッフは固定ですか?
A:はい、専任のスタッフが固定で担当いたします。毎回同じスタッフが伺うことで、お客様ごとの細やかなご要望の把握や、セキュリティ面の安心感を提供しています。万が一、ルート変更等でやむを得ず担当が変わる場合は、事前にお知らせした上で、引継ぎを行います。
Q:作業は何名で行われますか?
A:基本的には1名で対応いたします。中には、ご夫婦などの複数名でお伺いする場合や、物件の規模(広さ)に応じて適切な人数を配置する場合もございます。
2.時間と契約形態について
Q:清掃の時間を指定できますか?何時から作業可能ですか?
A:できる限りお客様のご都合に合わせて、最適なスケジュールをコーディネートします。
目安として、大体のスタッフが朝4時頃から稼働を開始しております。
※スタッフによっては、さらに早い深夜帯から稼働している者もおります
Q:時間契約ではない(従量契約である)ということですか?
A:はい、その通りです。弊社は「スタッフを〇時間拘束する」という時間契約ではなく、ご希望の清掃箇所や内容に基づいた「作業量」でお見積もりを算出します。作業が完了次第、次の現場に向かう効率的なスタイルをとっているため、無駄のない適切な費用設定が可能です。
3.導入までの流れと期間について
Q:導入までの流れと、最短でいつから開始できるかを教えてください。
A:お申し込みから最短で2週間〜1カ月程度でスタート可能です。
導入までの具体的なステップは以下の通りです。
1.ヒアリング:現在のお悩みや、ご希望の頻度・時間帯などを伺います。
2.現地確認:現場の汚れ具合や、清掃時の動線などを確認します。
3.お見積もり提出:調査に基づき、無駄のない最適なプランをご提案します。
4.ご契約:内容にご納得いただいた後、必要に合わせて鍵のお預かり等の手続きを行います。
5.スタート前の挨拶:本部社員と清掃スタッフが改めて伺い、最終確認をします。
6.清掃スタート:プロによる新体制での清掃が始まります。
※条件やルート調整によってはお時間をいただく場合もございます。
もしそう感じているならば、それは日常清掃では落としきれない「汚れ」が原因かもしれません。
まとめ:本格的な冬を迎える前に、万全の対策を
今回は、本格的な流行期を迎えたインフルエンザとノロウイルスから職場やご家庭を守るための「衛生管理のポイント」を解説しました。
1.今の費用と「相場」を比べる
本記事の料金表と、現在届いている請求書を見比べてみてください。特に入社・退社が多い100㎡前後の中規模オフィスは、見直しの余地が大きいケースが多いです。
2.「安すぎる見積もり」に注意する
人件費が上がっています。極端に安い場合は「ゴミ回収が含まれていない」「掃除機がけが雑」など、作業範囲が削られている可能性があるため、内訳を必ず確認しましょう。
3.「掃除の回数」にメリハリをつける
毎日すべての部屋を掃除するのではなく、「会議室は週2回、トイレは毎日」といったように場所ごとに回数を変えるだけで、品質を落とさず月額費用を下げられます。
4.もしもの時の「保証」を確認する
「安く済んだけど、PCを壊された時に補償がなかった」というトラブルは避けなければなりません。保険加入の有無や、作業後の報告体制が整っているかを確認しましょう。
適正な相場を知ることは、コストを抑えるだけでなく、結果として長くキレイな職場環境を保つことにつながります。
この記事でご紹介した目安を、新年度に向けたより良い職場づくりの一助として活用いただければ幸いです。
参照元URL
- ビルメンテナンス業における適正取引等の推進
https://www.j-bma.or.jp/feature/95940





