株式会社ダイキチの高(コウ)です!
弊社では、飲食店を中心にオフィス・保育施設・幼稚園・福祉施設・スーパーなど、衛生管理の上で重要となる、害虫駆除・害獣駆除をしています。
今日は、ゴキブリはどうやって入ってくるのか?家でゴキブリを見かけた時にどうすればいいのか?!という話題でブログを書きたいと思います!
高層階でもゴキブリは登ってくる
皆さんのご自宅・お部屋は何階にありますか?
賃貸マンションで部屋を借りるとき、「3階以上に住んでおけばゴキブリは出てこない」と一般的には思われがちです。間違いではないかもしれませんが、必ずゴキブリが発生しないという訳ではありません。
ゴキブリが出やすいマンション・部屋なのかを判断する材料は何点かあります。
・建物の築年数
・お部屋周りの環境
・階層
・周辺の飲食店数
他にも、細かく書き出すと沢山あるかとは思いますが、主要となる内容は上記の部分かと思います。よくよく見てみると、ゴキブリやネズミ関係なく、お部屋探しの際に注意する内容ですね!では、それぞれどういった影響があるのか見ていきたいと思います。
建物の築年数
これは、イメージが付くかと思いますが、築年数が古いほどゴキブリも出やすいです。
ゴキブリは種類問わず、繁殖が早く量も多いです。「築年数が長い=ゴキブリが入り込んだ可能性が高い」といえます。
お部屋周りの環境
こちらについても、言葉の通りではありますが、周囲の美観やゴキブリ等の害虫が出やすい環境ではないのか、という部分で変わってきます。基本的には、排水管など管を通って侵入してくることが多いですが、3階くらいの高さであれば、飛んで届く高さですので、ベランダなどから侵入してくる可能性もあります。
また、1階部分が飲食店である物件は特に発生しやすい傾向にあります。
ご自身がご検討されているマンションだけでなく、周囲のマンションでゴミ出しがどのようにされているのか、キレイに管理できているのか。といった部分も注意してみると良いかもしれません!
階層
冒頭でも記載させていただきましたが、30階の高層フロアであっても、ゴキブリが発生する可能性は十分にあり得ます。では、ゴキブリの種類別でどう侵入してくるのか、お伝えしたいと思います。
・チャバネゴキブリ(10~15mmほどの大きさ)
高層レストランがあるようなビルでよくある話ですが、飲食店に出入りする業者が、食材を搬入する際、ダンボールなどにくっ付き、知らぬ間に侵入するケースがあります。
このゴキブリがメスだった場合、店内から繫殖が始まります。
つまり、高層階にあるレストランは何もしなくても安心ではなく、飲食物を取り扱う以上は、対策を行っているのかが重要になってきます。これは、分かりやすい事例として、高層レストランを挙げましたが、宅配便などが便利になってきた今の時代では、どのご家庭でも同様のケースが起こりうるといえます。
また、チャバネゴキブリは基本的に屋内に棲みつきます。薄茶色の小さいゴキブリを見かけた際は、その屋内にて生息していると考えた方が良いかと思います。
・クロゴキブリ(30~45mm)
チャバネゴキブリと違って、体長も大きく屋内外どちらでも生息します。また、10階程度であれば配管を這い上る能力も持っており、高層階に住んでいても出現する可能性があります。しかしながら、ゴキブリは登っていく途中で自分の好物やエサとなるモノがある階層に留まり、繁殖をすることが多いので、可能性としては低いのかもしれません。
家でゴキブリを見つけた時の対処法
これまで、ゴキブリの侵入経路について記載させていただきましたが、実際に入ってきてしまった時どうすれば・・・、一度見かけたら駆除するまで夜も寝られないという方も多いかと思います。いざという時のために、普段からゴキブリ駆除剤(殺虫スプレー)などを家に備えていても、万が一、「切らして買い忘れていた」「すぐに見つからない!」場合、皆さんどうしますか?
私たちのスタッフも採用している方法は、食器用洗剤です!
叩き潰しちゃうと、どうしても処理や卵の産卵が気になってしまいます。
だからといって、私は生きて動く状態のゴキブリに触れる勇気はありません・・・
食器用洗剤が良いというよりも、「トロトロ」した液体状のものであれば効果があります。
サラダオイルやオリーブオイルといった油でも大丈夫です。ほかにもシャンプーやリンスも効果があるようです!
理由としましては仕組上、トロトロした液が体内に入ることで呼吸が出来なくなり、窒息死します。ただし、病原菌を押し出す懸念もありますので、除去後はキチンと消毒をしたほうが良いかと思います。
それ以外にも熱湯なども効果的ですが、後処理が大変ですので、スプレータイプの食器用洗剤などがおすすめです!虫嫌いの私にとっては、天敵であるゴキブリ駆除方法について、書いてみました!いざという時、ぜひご参考としていただけますと幸いです。