街も、心も、未来もキレイに! 私たちがSDGsに取り組む理由
こんにちは、ダイキチカバーオールの佐々木です。
「大阪・関西万博」が開幕して2カ月が経ちましたね!皆さんは、もう足を運ばれましたか?
この万博では「いのち輝く未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives)」をテーマに、個人一人ひとりが自らの可能性を最大限に発揮し、互いに認め合い、共存できる社会を目指すというコンセプトを掲げています。
そんな大阪・関西万博がめざすものの1つに「持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献」があります。
私たちダイキチカバーオールは、日々、オフィスやマンションの共用部など、様々な場所をキレイにし、快適な環境をお届けすることを生業としていますが、清潔な環境を維持することは、人々の健康や心地よさだけでなく、地域社会や地球全体の持続可能性にも繋がっていると考えます。
そのため、清掃のプロとしてSDGsに目を向け、具体的な活動を始めています。
今回は、その取り組みをご紹介させていただければと思います。
SDGsってなに?
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の頭文字をとった言葉で、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されています。
これは、2015年に国連(国際連合)に加盟している全ての国が「2030年までに、地球上の誰一人として取り残さずに、より良い世界を目指そう!」と決めた、世界共通の17個の目標のことです。
SDGsの取り組みの中で、電気の無駄遣いをしない、食品ロスをなくす、ペーパーレス化に取り組むなど、普段から意識して取り組んでいる方もいらっしゃるかと思います。

ダイキチカバーオールの取り組み
17個の目標がある中で、私たちは目標4の「質の高い教育をみんなに」と目標11の「住み続けられるまちづくりを」に焦点を当てた取り組みとして、お掃除の出前授業やプロギングを行っています。
出前授業

ダイキチカバーオールの出前授業は、未来を担う子どもたちに「掃除の大切さ」を伝えることを目的としています。
教えるのは専門的な技術ではなく、掃除の重要性です。掃除を楽しく、身近に感じてもらえたらと考えています。
■授業内容
子どもたちの学習レベルに合わせ、以下の授業を行います。
【低学年向け】汚れを見つけて、知って、やっつけよう
狙い:清掃の楽しさを体験し、汚れの発見を習慣化させることで、日頃からの気づきを養う基礎作り。
内容:学校の汚れ探し、汚れの種類と影響、清掃方法の学習。
ポイント:「自分がきれいにした」感覚で、清掃意欲を向上させる。
【中学年向け】掃除をしないとどうなる?
狙い:清掃と社会との繋がりを理解する。
内容:身近な汚れの放置による影響、ポイ捨てと犯罪の関係。
ポイント:ポイ捨てが犯罪に繋がることを学び、意識改革を促す。
【高学年向け】掃除の今昔
狙い:清掃の歴史から学び、清掃への意識を高める。
内容:清掃文化の歴史、神事との関連性。
ポイント:清掃への興味を喚起し、主体的な清掃活動を促す。
これらの段階的な授業を通して、子どもたちが自ら学ぶ空間を綺麗にするという意識を育み、さらに学校外でも「ポイ捨てをしない」「分別をする」「汚したら綺麗にする」といった行動に繋げ、市民としての責任感を醸成することをゴールとしています。
またお掃除において一番重要なのは、汚れに”気付く”ことです。そのために、気付きの意識を養ってもらう事で、お掃除以外のあらゆる点で活用してもらえればと考えています。
プロギング

「プロギング」とはジョギングしながらゴミ拾いをするというスウェーデン発祥の新しいフィットネスです。
景観美化はもちろんのこと、しゃがんだり立ち止まったりする動作が加わることで、通常よりもカロリー消費量が高いのが特徴。タイムやスコアで競い合うことなく、老若男女が一緒に行えることから、コミュニティ形成・交流の場としても注目されています。
清掃事業を展開するダイキチカバーオールも、その魅力に注目して社内イベントにプロギングを採用。運動不足解消と交流促進を同時に狙う試みです。フランチャイズオーナーおよびそのご家族と本部スタッフ、プロギングジャパンスタッフの参加者が声を掛け合い、適度に汗を流しながら街を綺麗に清掃しています。
※ダイキチカバーオールのフランチャイズシステムについて
「フランチャイズオーナー」と聞いて、ピンとこない方のために少しだけ弊社のシステムをご紹介します。
弊社はフランチャイズシステムを導入しています。それに加えて”製販分離”の仕組みを採用し、清掃サービス提供をフランチャイズオーナーが、営業活動・契約や品質チェックなど実務運営に関わる部分を本部が担っております。
役割を分担しそれぞれの業務に傾注することで、お客様へのスピーディーなご対応や、高品質な清掃サービスを提供することを実現しています。

まとめ
いかがだったでしょうか?ダイキチカバーオールは、単なる清掃サービスだけでなく、清掃のノウハウを活かした社会貢献活動ができるのではないかと日々考えています。
今後は、清掃を必要とする方々への無償サービス提供も検討しています。
お金をかけたくてもかけられない、人手が足りずに清掃が困難な方々、特に非営利活動団体は清掃に関する悩みを抱えながらも、費用や時間の制約で後回しにせざるを得ない現状があるのではないかと推察しております。
また、人手不足が深刻化する現代において、清掃の担い手不足は社会的な課題です。だからこそ、清掃事業を展開する私たちにできることがあるのではないかと思います。
活動を通してSDGs達成の一助となり、より多くの「ひと」が集まり、つながる企業へと成長していくことが私たちの目標です。