花粉症の症状は生活習慣によって改善される?
こんにちは、ダイキチカバーオールの佐々木です!
「花粉症」は体質だから仕方ないと思っていませんか?
もちろん体質と深く関係していますが、体質だからこそ改善できることもあるのです!
前回は花粉の種類や発症の原因・対策をお伝えしましたが、今回は花粉症と体質の関連性や免疫力の高め方についてお話しますので、最後までご一読いただけますと幸いです。
前回のブログをご覧になっていない方は、ぜひそちらもチェックしてみてください♪
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【花粉症と体質】
花粉症は、アレルギーの一種です。
アレルギー反応とは、花粉に関わらず食品などが体内に入ることで免疫システムが異物と認識し、過剰に反応することで起こります。
この反応を起こしやすい体質を、一般的に「アレルギー体質」といいます。これは、遺伝的な要因や生活環境、過去の病歴などが複雑に絡み合って形成されると考えられています。
遺伝的な部分や病歴による発症は改善し難いかもしれませんが、免疫力を高めることが大切であり、それにより症状が軽減されるかもしれません。
【免疫力を高めるには?】
マスクやメガネの着用は一般的な対策としてよく知られているかと思いますが、
実は生活習慣を改善し、免疫力を高めることも効果的とされています。
免疫力を高める方法は色々ありますが、自分で簡単にできる方法をいくつかご紹介します。
バランスの取れた食事
一般的にバランスの取れた食事とは、5大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル)を過不足なく摂取することだと言われています。
その中でも、アレルギー症状の緩和には、以下の栄養素を摂取することがより効果的と言われています。
<ビタミンCを多く含む食品>
ビタミンCにはアレルギー反応を引き起こすヒスタミンの分泌を抑制する効果が期待されています。また、活性酸素を除去する抗酸化作用があり、炎症を抑える効果が期待できます。
例)パプリカ・キウイフルーツ・ブロッコリーなど
<乳酸菌を多く含む食品>
乳酸菌は腸内環境を整えることで活性化し、免疫力のバランスを調整する働きがあります。また、アレルギー反応を引き起こす物質の放出を抑制する効果が期待されています。
例)ヨーグルト・納豆・乳酸菌飲料など
ヨーグルトはプレーンを推奨します。もし甘味が必要な方は砂糖でなくハチミツなどをかけると健康的で食べやすくなるかと思います。フルーツを入れるのも◎
<オメガ3脂肪酸を多く含む食品>
オメガ3脂肪酸はアレルギー反応による炎症を和らげることで、症状を軽減する効果が期待できます。
例)アマニ油・青魚(サバ・イワシ・サンマ)・くるみなど
アマニ油は聞きなじみのない方が多いかもしれませんが、女性ホルモンを整える働きをしてくれることもあり、摂取している人も多いかと思います。
スーパーなどで手軽に購入でき、小さじ一杯(約4.6g)摂取するだけで、一日の摂取目安量をクリアできます。
また、アマニ油は熱に弱いため、ドレッシングや完成した料理の仕上げなどに使ってみてはいかがでしょうか。
質の高い睡眠
睡眠は、心身の健康を維持するために不可欠な生理現象であり、疲労回復や免疫力向上が促されます。その他、生活習慣病の予防やストレスの軽減にも効果的です。
例えば、7〜8時間程度の十分な睡眠時間の確保、就寝前スマートフォンやパソコンなど、ブルーライトを発する電子機器を使用しないようにすることで、深い睡眠を促進し体内時計が正常化されます。
適度な運動
有酸素運動は心肺機能を高めて血行を促進することで、免疫力を高める効果が期待できます。中でも、ウォーキング・ジョギングなどが一般的かと思いますが、花粉症で悩んでいる方にとって、屋外での運動はハードルが高いですよね。
そんな方でも自宅で”ながら”でもできる運動をご紹介します。
<室内ウォーキング>
同じウォーキングでも室内でテレビを見ながら、音楽を聴きながら室内を歩いたりその場で足踏みすることで十分な有酸素運動になります。
<筋トレ>
スクワットや腕立て伏せなどのトレーニングは、基礎代謝の向上や全身の血流促進に効果的で、それぞれ1日に10回を3セット行うのが理想的です。
さらに、プランク(体幹)は姿勢の改善や内臓機能の活性化に効果的で1回30秒〜1分程度、3セットを目安に取り組むのが理想的です。
他にも、ストレッチやラジオ体操も簡単にできてハードルも高くないので、自分にあった方法でルーティーン化することで、負担なく続けられると思います。
【他にできる対策】
花粉症の方にとって一番良いのは、花粉と触れ合わないことです。
ですが、生活していて一歩も外に出ないというのは不可能かと思います。
しかし、外出するとどうしても外から家の中へ花粉を持ち込んでしまいます。
家でできる対策として、空気清浄機を活用することで空気中の花粉をフィルターで捕捉し、除去するのに役立ちます。
※特に、HEPAフィルタなどの高性能フィルターを搭載した空気清浄機は、より多くの花粉を捕捉できます。
また、掃除機は押すときより、引くときの方が吸引力が高まると言われています。
引くことを意識しながら掃除機がけをしてみてください!
【まとめ】
今回紹介した対策の中でも食事は「民間療法」と言われる、伝統医学に基づいて、医師の診断や治療を受けずに、一般的に人々の間で伝承されてきた健康法とされています。
花粉症は体質や環境によって症状の程度が異なりますが、色々な対策を試していただき、花粉症でお悩みの方の症状が少しでも緩和されますと幸いです。