花粉症の発症は飛散量によって変わる!?
こんにちは、ダイキチカバーオールの佐々木です!
2月に入り寒さがピークを迎えていますが、この寒さを乗り越えた先に待っているのが暖かく過ごしやすい「春」ですよね!
春は過ごしやすい半面、花粉症に悩まされている方が多いのではないでしょうか。
2025年春の花粉飛散量は、広範囲で平年を上回ると予想されており、中でも特に、四国・近畿では例年の2倍以上の所もあるようです。
これにより、花粉症が重症化する患者や新規発症する患者が増加する可能性があります。
今回は、花粉の種類や発症の原因・対策をご紹介しますので、是非最後までご一読ください。
【花粉症の種類】
①スギ花粉
2月下旬から4月上旬にかけて飛散し、花粉症患者数(約3,000万人)のうち、約7割(約2,100万人)がスギ花粉に反応すると言われています。
②ヒノキ花粉
3月上旬から5月上旬にかけて飛散し、スギ花粉症患者の約8割(1,680万人)がヒノキ花粉にも反応すると言われています。
③イネ科花粉
5月から10月頃まで飛散し、カモガヤ・オオアワガエリなどが代表的です。
④ブタクサ花粉
8月から10月頃まで飛散すると言われています。
【なぜ花粉症になるの?】
花粉症は、体内で花粉という異物に対して免疫反応が過剰に起こり、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状を引き起こすアレルギー疾患です。
私たちの体は、異物が侵入すると、それに対抗するために抗体を作ります。
この抗体が、再び同じ異物が侵入してきた際に、過剰な反応を起こすことでアレルギー症状が現れます。
花粉症の場合は花粉が異物となり、体内でIgE(アイジーイー)抗体というものが作られます。このIgE抗体が花粉と結合することで、ヒスタミンなどの化学物質が放出され、アレルギー症状を引き起こすのです。
【花粉症の主な対策】
①花粉との接触を避ける
外出時のマスクの着用はもちろんのこと、帰宅時はすぐに服を着替えて、花粉を室内に持ち込まないようにする。
②薬物療法
飲み薬・鼻炎スプレー・目薬などを服用する
人によって症状が異なるため、耳鼻科などを受診して自分に合ったものを処方してもらうことをおすすめします。
③アレルゲン免疫治療
注射療法や舌下免疫治療があります。
アレルギーの原因である「アレルゲン」を少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を和らげる治療法です。
【まとめ】
今回ご紹介した対策の他にも、バランスの取れた食事を心がけることや、規則正しい生活を送ることでも軽減されるようです。
これについては、次回のブログでお話できればと思いますのでお楽しみに♪
花粉症は、早めの対策と適切な治療を行うことで、症状を軽減することができます。辛い花粉シーズンを乗り切るためにも、できることから始めてみてはいかがでしょうか。