【節分の豆まき】後片付けまでを一つの行事に!
こんにちは!ダイキチカバーオールの佐々木です。
皆さんのご家庭では、節分に豆まきをしますか?
お子様がいらっしゃるご家庭では恒例の行事かと思います。しかし、親の立場で考えると、豆まきをするまでは良いものの、後片付けが面倒ですよね。
そんな面倒ごとさえも、楽しくお子様と取り組んでみてはいかがでしょうか?
後片付けが捗るだけでなく、掃除の楽しさや大切さを知ってもらう機会にもなるので、教育にも繋がると思います!
今回は、節分の由来とゲーム感覚で楽しくできる片づけの方法をお伝えできればと思いますので、ご一読いただけますと幸いです。
節分とは?
節分とは「季節を分ける日」を指す言葉で現在は年に1回ですが、昔は季節の変わり目に邪気(鬼)が生じると考えられており、年に4回「立春・立夏・立秋・立冬」の前日に鬼払いの行事として、豆まきが行われていました。
また、節分は「2月3日」と覚えている方も多いかもしれませんが、実は必ずしも2月3日とは限らないのをご存知でしょうか。
節分は「立春の前日」と定められており、立春は年ごとに変わるため、2月2日や2月4日と前後することがあります。
ちなみに今年(2025年)は2月2日の日曜日です!
もともと旧暦では1月~3月が春とされていましたが、明治5年に旧暦の11月9日に新暦への移行が布告され、明治5年12月2日(旧暦)の翌日が、明治6年1月1日(新暦)になりました。
旧暦であれば立春は12月後半から1月前半ですが、新暦になったことで1カ月ズレて2月が立春と呼ばれるようになりました。
また、年に4回ある四立(しりゅう)の中で、新しい年の始まりである立春が最も大切とされていることから2月を「節分」と呼ぶようになったとされています。
「坂田」「渡辺」姓は豆まき不要?
豆まきは「鬼は外、福は内」と言いながら豆を投げることで、邪気を払う狙いがありますが、実は「坂田」さんと「渡辺」さんは豆まきをしなくても良いと言われています。
昔ばなしによると、鬼のリーダー格である酒呑童子を退治したのは、源頼光という武士でした。頼光には、渡辺綱(わたなべのつな)や坂田金時といった、とても強い家臣がいました。その中でも渡辺綱は、鬼退治で大活躍し、鬼たちから恐れられていました。
そのため、鬼たちは「渡辺」姓の人を恐れて近づくことをやめ、結果として「渡辺」姓の人には鬼がつくことがない、という言い伝えが生まれました。
同じように、坂田金時も鬼退治に貢献したことから、「坂田」姓の人も鬼を恐れない、という説が生まれました。
つまり「渡辺」「坂田」姓の人は、鬼から守られているので、わざわざ豆をまいて鬼を追い払う必要がない、ということなのです。
お子様と一緒に後片付けを!
掃除は大人の仕事になっていませんか?
お父さんは、いつも鬼役だと疲れるし、小さなお子様だと鬼を怖がる子がほとんどかと思いますので、嫌われ役になりがちですよね・・・
節分の掃除を、ただの家事として終わらせるのはもったいないので、せっかくなら子どもと一緒にゲーム感覚で教育も兼ねて取り組んでみてはどうでしょうか。
<ゲーム例>
①おそうじ競争:家族みんなで掃除エリアを決め、一定時間内にどれだけ綺麗にできるか競争してみましょう。
②豆拾い競争: お箸(小さいお子様はピンセットでも可)・コップを一人に一つずつ用意します。制限時間を決めて、誰が一番多く集められるか競争してみましょう。
③宝豆競争:投げる豆にランダムで色を付けておき、豆まき後に誰が一番多く、色付きの豆を集められるか競争してみましょう。
こういったゲームを通して、お子様の責任感や達成感、自信に繋がればと考えます!
【まとめ】
毎年豆まきをしている方、していない方、したい気持ちはあるけど後片付けが面倒でできていない方、ご家庭によって様々かと思います。
後片付けも、工夫ひとつで楽しいものに変えられると思います!
是非、後片付けまでを一つの行事として豆まきの計画をしてみてはいかがでしょうか?