面倒な掃除を楽にする簡単テクニック!

2025.01.15

ダイキチカバーオールの佐々木です!

 

新年あけましておめでとうございます。皆様にとって、2025年も素晴らしい一年になりますよう心よりお祈り申し上げます。

さて、皆さんは年末の大掃除をされましたか?計画を立てて実行された方、忙しくてできなかった方がいらっしゃるかと思います。

 

中には、1年間の汚れの蓄積に苦労し、「今年こそは大掃除をしなくていいように普段からこまめに掃除をしよう」と心に決めた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

私もその一人で、清掃事業に携わっていながらも”掃除”が苦手です。

 

特に掃除が苦手な人は、普段から「また今度でいいや」「年末にやろう」とついつい後回しにしてしまいがちですが、汚れは放置すればするほど頑固になり落としにくくなります。

 

日本では昔から大掃除を一つの行事としていますが、やはり日常的に掃除をすることも大切です。

 

今回は100円ショップやドラッグストアなど、簡単に入手できる道具や洗剤で、簡単にできるキッチン周りと浴室の掃除方法をご紹介します。ぜひ、後で見返せるようにブックマークやスクリーンショットなどで保存しておいて下さい!

【まずはじめに、掃除を楽にするためにしておくこと】

掃除の方法が分かっていても、目につくところに清掃道具を置いておかないと行動に移せないのが人間の心理なので、以下のように仕組化することで、掃除が面倒だという心理を軽減させることができます。

 

~浴室編~

クエン酸などの酸性洗剤を浴槽用洗剤の近くに常備する!

 

浴室に多い汚れは水垢、石鹸カス、カビで、特に浴室は毎日使う分、汚れが蓄積しやすいです。鏡や水栓を見るといかがでしょうか?曇っていたり白い斑ら模様の汚れが付着してませんか?

 

こういった部分も日頃からメンテナンスすることで、簡単に汚れを落とせるようになります。

 

そのためにも、基本的に常備されている浴槽用洗剤と一緒にクエン酸などの酸性洗剤も常備しておくことで、気が付いたときにサッと掃除することができます。

浴室掃除

~キッチン編~

調味料を簡単に移動できる工夫を意識してみてください!

 

キッチン回りの掃除が面倒になる要因として一番に考えられるのが、コンロ周りに置いてある調味料の移動です。

 

ひと手間で簡単に動かせれば、あとは洗剤を付けて拭くだけですので、意外と簡単にできます。

 

せっかく綺麗にした場所に、調味料を戻すことに抵抗がある方は浮かせる収納も良いかもしれません!

 

上記のように仕組化しておくことで、移動のひと手間を省くことができるので、掃除に対する抵抗が少なくなると思います。

キッチン掃除

【汚れ別 相性の良い性質の洗剤】

水垢

水垢には酸性のクエン酸が効果的です。

水に溶かしてペースト状にしたものを気になる箇所に塗布してしばらく放置し、スポンジなどで擦り洗いします。(スプレータイプも可)

最後に水またはぬるま湯で洗い流します。

 

頑固な汚れには研磨作用がある重曹が効果的で、水を混ぜてペースト状にしたものを汚れに塗り込んでしばらく放置した後、スポンジで擦り洗いします。最後に水またはぬるま湯で洗い流します。

 

その他にも、クエン酸が含まれたスポンジ(クエン酸パッド)なども販売されているので、そういったものを使用してみてもいいかもしれません。

 

カビ

カビにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。

 

・黒カビ:浴室やキッチンによく見られる黒色のカビ

黒カビにはカビキラーなどの塩素系漂白剤が効果的です。

 

・緑カビ: 壁や天井によく見られる緑色のカビ

緑カビは比較的落としやすく、中性洗剤・重曹・クエン酸・酸素系漂白剤が効果的です。

 

・白カビ: 食品に生えやすい白色のカビ

白カビには中性洗剤・アルコールが効果的です。

 

上記の通り、カビの種類によって使用する洗剤を選ぶとより効果が発揮されます。

 

どのカビも清掃方法は同じで、まずはカビが生えている箇所をブラシなどで軽く擦り、カビの表面を露出させます。

 

その後、洗剤をスプレーし、5分〜10分放置します。

カビが浮き上がってきたらブラシなどで擦り落とし、水で洗い流します。

 

※カビキラーなどの塩素系漂白剤を使用する際は金属に使用できないので注意が必要

※塩素系と酸性を混ぜると有毒ガスが発生するので絶対に混ぜない

 

油汚れ

コンロ周りやシンクの油汚れには、アルカリ性の重曹が効果的です。

水に溶かしてペースト状にしたものを気になる箇所に塗布してしばらく放置し、スポンジや歯ブラシなどで擦り落とします。

最後に濡らした布で拭き取った後、乾いた布で空拭きします。

 

重曹には食品用と掃除用があり、掃除用の重曹には不純物が含まれている場合があります。

 

万が一、料理に入ってしまったとしても少量であれば人体に大きな影響を与えることはありませんが、体にいいものではないので拭き残しがないように注意しましょう。

 

石鹸カス

石鹸カスにはクエン酸または、重曹が効果的です。

気になる部分にかけて水を含ませたスポンジで擦り洗いします。

最後に水またはぬるま湯で洗い流します。

【まぜるな危険!】

危険

※塩素系と酸性は絶対に混ぜないで!!!

 

最近SNSなどでよく見かける食器用洗剤(中性)+ハイター(塩素系)+水など、違う性質の洗剤を混ぜて作る洗剤があります。

 

しかしこのような方法は一歩間違えると、命に関わる可能性があるほど危険です。

 

上記のように塩素系と酸性を混ぜると塩素ガスが発生し呼吸器に影響が及び、うまく息が吐けなくなるなどの症状が現れることがあります。

 

万が一、混ぜてしまい塩素ガスを吸ってしまった場合は焦らずすぐに窓を開けるなどして新鮮な空気を吸い、直ちに医師の処置を受けましょう。

 

また、食器用洗剤=中性のイメージが強いですが、メーカーによっては酸性・アルカリ性の洗剤もあるので、表記をしっかり確認しましょう。

【まとめ】

いかがだったでしょうか?ご覧の通り、どの汚れにも重曹やクエン酸が効果的で手軽に入手できるかと思います。

 

弊社(ダイキチカバーオール)の清掃サービスは、基本的に法人のお客様にご提供しています。

 

そのため、個人宅などでの清掃業務を承ることはできませんが、私たちの知識や経験を是非、皆さんのご家庭でも活用いただければと思い、今回のブログを書いてみました!

 

浴室やキッチン以外にもお掃除する場所が多くて、億劫になる方もいらっしゃるかもしれませんが、まずはこの2か所から始めてみてはいかがでしょうか?