最低賃金引き上げによる企業への影響
こんにちは、ダイキチカバーオールの佐々木です。
9月に入りましたが、まだまだ油断できない暑い日が続いています。熱中症にならないよう、万全の予防を心がけましょう。
さて、最低賃金が引き上げられるまで1ヵ月を切りましたね。現在の最低賃金が1004円なのが1054円になるので、50円も引き上げられることになります。
2024年9月11日の日経新聞によると、2030年代半ばには全国平均を1500円とする目標をかかげているそうです。これによる、パート・アルバイトの人権費の高騰は、業種や業界を問わず影響が出ており、困っている企業も多いのではないでしょうか。
この事象をビルメンテナンス業界に置き換えた場合、日常清掃はパート・アルバイトを派遣し、定期清掃を社員が対応する企業がほとんどかと思います。
※ダイキチカバーオールは異なります
最低賃金は高騰し続ける一方で、清掃価格を大幅に改定することが難しいため、利益が下がることになりますし、最低賃金でのパート・アルバイトの雇用は募集しても人が集まりにくく、どの企業も人手不足に陥っています。
最低賃金は何年も前から高騰し続けていますが、そんな中2019年に全国ビルメンテナンス協会が人手不足による経営への影響について実態調査を行い、高齢者の採用を促進している企業が多いという結果がでています。
https://www.j-bma.or.jp/pdf/2019_bmiy49_report.pdf
それでもなお、人手不足が際立つ今、コンビニエンスストアなどをはじめ外国人を雇用する企業が増え始めています。事務仕事や、日本語での会話がメインになる仕事において外国人は採用されづらいですが、日本語を話せなくても体で覚えてしまえばできる仕事であればどうでしょうか。
弊社ダイキチカバーオールは、フランチャイズシステムを導入しており清掃スタッフの人手不足や最低賃金の引き上げによる影響は少ないですが、ビルメンテナンス業界でも、外国人のスタッフが伺い清掃を行うことが一般的になる未来もそう遠くないかもしれませんね。