あまり知られていない清掃の奥深さ
こんにちは、ダイキチカバーオールの佐々木です。
9月24日が何の日かご存知でしょうか?
あまり知られていないかもしれませんが「清掃の日」です。全国各地で清掃を呼びかけ、ゴミの散乱防止や廃棄物の減量化を図るのが主な目的で、1970年9月24日に「廃棄物処理法」が成立した記念日として制定されたそうです。
そんな清掃ですが、実はとても奥が深く、清掃の仕方や選ぶ洗剤によって効果が変わります。汚れの性質には、油汚れ、水垢、皮脂汚れ、タンパク質汚れなど、様々な種類があります。それぞれの汚れは性質や成分が異なるため、効果的に落とすには、その汚れに合った成分の洗剤を選ぶ必要があります。
また、洗剤には、界面活性剤、アルカリ剤、酸性剤などの成分が含まれており、これらの成分が汚れを分解したり、浮かせたりすることで、洗浄効果を発揮します。
しかしながら、洗剤の中には素材を傷つけてしまうものもあるため、汚れが落ちれば良いという訳ではありません。例えば、トイレやお風呂など日々の清掃には、一般的な専用の洗剤で問題ないかと思いますが、汚れが蓄積されて簡単に落とせない場合もあるかと思います。
そんな蓄積された頑固な汚れも、皮脂汚れには油汚れには重曹(アルカリ性)、水垢にはクエン酸(酸性)、皮脂汚れにはセスキ炭酸ソーダ(中性)など適した成分があります。また、この3つは100円ショップなどでも購入できるためコスパも良く、天然成分でできているので環境にも優しい清掃ができます。
その他にも、窓ガラスにはホコリを吸着しやすいマイクロファイバークロスを使用するなど、清掃する場所や汚れの種類に合わせて清掃道具を使い分けたり、上から下へ、奥から手前へ清掃するなど順番も大切です。
汚れの種類に合わせた清掃方法や、洗剤を選ぶことでより効率的に、そして素材を傷つけることなく落とすことができる、清掃って奥深いですよね。
私はこれらのことを日々の業務を通じて学んでいるので、ぜひ参考にしてみていただけると嬉しいです。