トイレを清潔に保つためには?
こんにちは!ダイキチカバーオールの佐々木です!
いきなりですが、毎日の生活の中でトイレは必要不可欠な場所ですよね。日本のトイレはとても清潔で、世界的に見てもそのレベルの高さは評価されています。
実はそんなキレイと言われている日本のトイレも使い方1つで、目に見えない汚れや嫌なニオイを発生させることとなり、不潔なだけでなく感染症拡大の原因にもなり得ます。
また、その原因の多くは男性が立って用を足すことにあるそうです。そこで今回は、トイレを清潔に保つための使い方をご紹介します。
「立ち」と「座り」での飛び散りの差は歴然
この記事を読まれている方が男性であればご自身が、女性であれば身の回りの男性が、洋式トイレでは座って用を足していますか?それとも立ってしていますか?
意識していない、ご存知ないという方も多いかと思いますが、生活用品メーカーのライオンが2021年に実施した「小用スタイル」に関する実態調査では、1500人の男性を対象に調査し、その6割が「座る」と回答したそうです。
日本では、1959年に日本住宅公団(現:都市再生機構)が洋式トイレを採用したことがきっかけとなり、洋式便器が徐々に普及したそうですが、約60年経った2021年時点でも約4割の方が立って用を足していたようです。
実は、立って用を足すと目には見えませんが、床や壁にまで尿が飛び散っているそうです。
例えば、便器の封水(水が溜まっている部分)に向かって用を足した場合に飛び散る尿の量は1回あたり372滴(約37㎖)で、1日5回用を足したとすると、毎日2000滴(約200㎖)近くもの尿が飛び散っています。つまりそれは、計量カップ1杯分相当だと言えます。
毎日1カップ相当の尿が周りに飛び散っていると考えると、鳥肌が立ちますよね。
反対に、座って用を足した場合は、床や壁への飛び散りはほとんどなく、便器裏への飛び散りが200滴(約20㎖)で、大さじ1杯と3分の1程度だそうです。立って用を足した場合と比べても、各段に飛び散る範囲が狭くなり量も少なくなるので、洋式トイレの場合は男性であっても座って用を足す方がいいと言われています。
用を足す際の工夫ひとつで飛び散りを減少できる
これまで立って用を足していた方が、スタイルを変えることは容易ではないかと思います。しかし、立って用を足す際の工夫ひとつで尿の飛び散りを減少できるそうです。
東京新聞社によると、便器の封水へ向かって用を足すという方が全体の約5割、その次に画像、向かって封水の上部という方で約2割という結果が出ています。
実は、圧倒的に飛び散る量が多いのが封水の上部で7550滴(約750mℓ)。その次に封水で372滴。両側や手前も合わせて4区画ありますが、封水の上部と封水が飛び散る量の1位と2位を占めているようです。
仮に立って用を足す場合でも、封水にトイレットペーパーを敷いてそこへ向かって用を足せば、飛び散りにくくなるそうです。
これまでのお話はあくまで洋式トイレの場合ですが、会社や商業施設では小便器が設備されているところも多いかと思います。
小便器は、直接肌に触れず用を足せるメリットはありますが、小便器も少なくとも、尿が飛び散っているそうです。
面倒なトイレ清掃こそ小まめにしておくことが大切
トイレ清掃に対する意識は、普段からこまめに清掃している人ほど、「やらないと気が済まない」「あまり苦ではない」という意見で一方、清掃頻度が少ない人ほど「大変」「面倒」という意見が多いそうです。
トイレは毎日使うところなので、放置すればするほど汚れが溜まりニオイが発生し、更に汚れが溜まることで尿石となって、清掃が大変になるのです。
ですので、清掃時間は1分程度でもいいので、ルーティーン化することが大切です。
まとめ
2024年の夏はコロナ「第11波」が来ているというニュースも見かけます。商業施設など公共のトイレでは流す際にフタを閉めるよう注意喚起の貼り紙があったりすることも多いかと思いますが、それでも内側にウイルスが付着しているケースも十分に考えられますので、フタの内側も小まめに拭き上げることを推奨します。
今回はトイレを清潔に保つためのトイレの使い方をご紹介しました。次回は、もうすぐ迎える「お盆」についてご紹介しますのでお楽しみに!