病院におけるニオイ問題!ニオイの原因や消臭法について

2024.06.28
病院におけるニオイの原因

病院はさまざまな人が行きかう場所であり、ほかにはない独特のニオイがすることがあります。

本記事では病院におけるニオイ問題について、ニオイの原因や効果的な消臭法などをご紹介していきます。

病院で気になるニオイの種類とは?

病院で気になるニオイの種類についてご紹介します。

 

消毒液・薬品類のニオイ

病院ではウイルス・菌の感染拡大を防止するため、多くの人が立ち入る場所をこまめに消毒していることが多いです。

その消毒剤のニオイのほか、治療や検査に使用されている薬品類のニオイが混じり合い、独特なニオイを発生させています。

 

ベッドに染み付いた体臭

入院している患者さんはベッドの上で過ごす時間が大半であるため、汗がベッドに染み込みやすいです。

時間が経つとその汗から細菌が発生し、悪臭につながってしまうのです。

 

排泄物・汚物のニオイ

患者さんによってはオムツを穿いていたり、病室にポータブルトイレを置いていたりすることも多いです。

体調が悪く、食べたものを吐き戻してしまう患者さんもいます。

その時の排泄物や汚物のニオイが漏れてしまい、ニオイの原因になってしまうこともあります。

 

病気に伴ったニオイ

慢性肝炎はカビっぽいニオイ、糖尿病は少し甘酸っぱいニオイなど病気に伴って独特なニオイが生じるケースもあります。

このようなニオイが体臭と相まって独特なニオイの種類になってしまうこともあります。

病院で気になるニオイの消臭方法について

病院で気になるニオイの消臭方法

病院で気になるニオイの消臭方法についてご紹介します。

 

消臭スプレーによる消臭

ニオイの物質はベッドや椅子などの比較的表面積の大きい場所に付着するため、表面積の大きい衣類や寝具などはこまめに消臭する必要があります。

その際、吹きかけできるスプレータイプの消臭剤があればすぐに消臭することができるため便利です。

 

脱臭装置の設置

「さまざまなニオイが入り混じった病院特有のニオイをまとめて除去したい」という場合、脱臭機を設置するというのも効果的です。

小さめのもので設置した際にそれほど圧迫感の感じない脱臭機も販売されているため、病室・待合室・診察室など場所を問わずに設置できます。

強いニオイがしやすいトイレや汚物処理室などに設置するというのもおすすめです。

病院で気になる臭いの予防法

病院で気になる臭いの予防法

ニオイを予防するには、やはりこまめな清掃が何より効果的です。

病室・診察室・待合室、どのような場所であっても汚れは溜まってしまうもの。

そしてその部屋の汚れは時間の経過とともにニオイの原因になりやすいのです。

病院内は常に清潔さを保ち続けなければならない場所です。

ニオイの原因を突き止め、その場所の清掃を行うことで病院特有のニオイも少しずつ軽減されていくことでしょう。

ニオイの原因になりかねない汚れ・ゴミは日ごろからこまめに除去しておき、ニオイにつながらないよう清潔な状態をキープしておくことが大切なのです。

また患者さんが着用している服やベッドのシーツをこまめに取り換えるなどで、ニオイが発生しないように意識することも大切です。

「あの病院に行くと、なんだかイヤなニオイがする…」というイメージが付いてしまうのは望ましくありません。

このような対処法・予防法を継続しつつ、患者さんやその家族、すべての病院スタッフがみんな快適に過ごせるような病院環境を目指していきましょう。

おわりに

本記事では病院におけるニオイ問題について、ニオイの原因や効果的な消臭法などをご紹介しました。

その場所で働いている病院スタッフはあまり気にならないかもしれませんが、病院特有のニオイが原因で気分が悪くなってしまう患者さんやその家族の方もいます。

そのため、ニオイ対策についても常にきちんと行っておくことが大切です。

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