オフィス清掃で見落としがちな「ブラインド」の清掃について

2024.06.21
オフィスのブラインド

普段は見落としがちではあるものの、「スラット」という細い羽根のようなものがいくつも束ねられている構造によって意外と汚れが蓄積されているブラインド。

本記事では、オフィス清掃で見落としがちな「ブラインド」の清掃についてご紹介していきます。

オフィスのブラインドにはどのような汚れが付く?

オフィスのブラインドにはどのような汚れが付くのでしょうか?

 

ホコリ・塵

アルミ製のブラインドは静電気が起きやすいという特性があることから、ホコリや塵などの汚れも付着しやすいです。

またブラインドの羽はホコリや塵が溜まりやすい構造になっているのです。

 

カビ

「程よい温度・程よい湿度・汚れ」の3つの条件がそろうと発生するのがカビです。

オフィスでは給湯室やトイレなどの水まわりで発生することが多いですが、結露しやすい窓や雨が入り込む場所にも注意が必要です。

 

タバコの煙・ヤニ汚れ

オフィスの喫煙所にブラインドが取り付けられている場合、そのブラインドにタバコの煙・ヤニ汚れなどが蓄積していることがあります。

ブラインドの正しい清掃方法

ブラインドの正しい清掃方法

ブラインドの正しい清掃方法についてご紹介します。

 

ホコリを除去する

ブラインドの表面・スラット部分に蓄積されたホコリをほうきやハンディモップを使って取り除くことから始めます。

ホコリは水に濡れると落としにくくなるため、水拭きを行う前に行うようにしましょう。

 

濡れた布で拭き取る

中性洗剤を薄めたお湯で布を濡らし、ブラインドの表面をゆっくりと拭き取っていきます。

布は固く絞ってから拭き取るようにし、ブラインドに水分が残らないようにしましょう。

 

水拭きをする

次に水に濡らした布を固く絞って、ブラインドを水拭きしていきます。

ブラインドに残っていた汚れと中性洗剤を拭き取って、最後にピカピカに仕上げましょう。

 

 

ダイキチカバーオールではブラインドを一度取り外した後、洗剤で丁寧に水洗いを行い、しっかりと乾燥させるため、拭き取り漏れで汚れが残ることもなく新品のようにピカピカな状態に仕上がります。

オフィスのブラインドの汚れ防止対策

オフィスのブラインドの汚れ防止対策についてご紹介します。

 

適度な湿度に保つ

オフィスの湿度を上げ過ぎても下げ過ぎてもブラインドは汚れやすくなってしまうものです。

とくに湿度が高過ぎるとカビの原因になってしまうことがあるため、夏場は60%、冬場は50%以下に保てるようにしましょう。

 

観葉植物を置く

静電気が起きると、ブラインドにホコリや塵などの汚れが付着しやすくなります。

そんな静電気を防ぐ方法として、観葉植物を置くというものがあります。

観葉植物は静電気を緩和できる性質を持っているため、ブラインド近くに観葉植物を置いてみるのもおすすめです。

ブラインド清掃の注意点

ブラインド清掃の注意点

ブラインド清掃の注意点についてご紹介します。

 

手にケガをしないように注意

アルミ製ブラインドは、素手でスラット部分を触ると手を切ってしまうことがあるため注意しなければなりません。

ケガをしないよう、必ずゴム手袋を装着してから清掃を行うようにしましょう。

 

スラット部分を強くこすり過ぎない

ブラインドの拭き掃除を行う際、スラット部分をあまり強くこすり過ぎると曲がってしまうことも。

スラット部分は一度曲がってしまうと元に戻すことが難しくなるため、できるだけ優しく丁寧に扱うようにしましょう。

 

ブラインドの取り外しは二人以上で行う

ブラインドを1人で取り外そうとすると落下してしまう可能性があるため、ブラインドの取り外しは2人以上で行うようにしましょう。

おわりに

本記事では、オフィス清掃で見落としがちな「ブラインド」の清掃についてご紹介しました。

オフィスのブラインド清掃は手間がかかるものですが、オフィスを良い雰囲気・イメージに保つには欠かすことができない作業です。

ブラインドが落ちてこないようにしっかり押さえた上で、事故につながらないよう慎重に作業を行いましょう。

「従業員間での清掃が大変…」ということであれば、プロの清掃業者にブラインド清掃も依頼してみてはいかがでしょうか?