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マンション共用部の害虫駆除は誰が行うべき?業者に依頼する?

マンション
虫が発生しやすいマンション
マンションで虫がまったく発生しないという状況はなかなか無いものです。 本記事ではマンション共用部の害虫駆除は誰が行うべきなのか、そして害虫駆除作業は業者に依頼するのがおすすめの理由についてもご紹介していきます。

虫が発生しやすいマンションの特徴は?

虫が発生しやすいマンション
虫が発生しやすいマンションの特徴をいくつか挙げてみましょう。

・築年数が古いマンション

マンションの築年数が古い場合、マンション建物に隙間が生じてしまうことがあり、生じた隙間から虫が入ってきてしまうということがあります。 築年数が古く虫にとって環境が好都合であれば、すでに虫が建物内に住み着いてしまっていることもあります。 鉄筋コンクリート造のマンションが人気を集めていますが、その理由としては木造マンションよりも虫が入ってきにくいと言われているためです。 ただ鉄筋コンクリートマンションでも築年数が古いと隙間が生じてしまいやすく、虫が侵入することも。 どのような造りのマンションであっても、建物の築年数が古い場合は注意しなければなりません。

・建物周辺に自然が多いマンション

マンション周辺が自然豊かである場合も、建物内に虫が発生しやすくなります。 公園や並木道のような緑が多い場所のほか、川・池などの水辺付近も虫が発生しやすいと言えます。 虫は水辺を好むことが多く、そのような水辺から発生した虫が付近のマンションに侵入するというケースは多いのです。 水辺や自然豊かな場所は虫が暮らす環境として適しており、そのような環境にマンションが近いほど建物内に入ってくる可能性も高いと考えておきましょう。

・1階が飲食店になっているマンション

マンション1階が飲食店になっているマンションは、食材の食べカスなどのエサを求めて虫が寄り付きやすくなってしまいます。 また飲食店に取り付けられる水まわり設備が、水辺を好む虫を引き寄せていることもあります。

マンションで発生しやすい害虫の種類

発生しやすい害虫の種類
マンションで発生しやすい害虫の種類について代表的なものをいくつかご紹介します。

・ゴキブリ

マンションに限らず、家で発生する害虫と言えばゴキブリと考える方も多いでしょう。 ゴキブリのエサとしては、ホコリ・人の髪の毛やフケ・食材の食べカスなどです。 マンションのゴミ捨て場にはこのような汚れが大量にあるため、注意しなければなりません。

・ダニ

ダニは、布団・枕・ソファ・カーペットなどの布製品に発生しやすい害虫です。 基本的には高温多湿の環境を好み、皮脂や垢、食べ物のカスなどをエサに繁殖するという特徴があります。 ダニはマンションの専有部分に発生するものと思われている方も多いですが、マンションの共有部分であってもエントランスにカーペットなどが敷かれた状態になっている場合、ダニが発生してしまうこともあるでしょう。

・ノミ

ノミは専用部である部屋の隅・家具の隙間といった暗くて湿度の高めな場所、ソファ・ベッドといった場所に発生しやすい害虫なのです。 とくにマンションで犬・猫といったペットを飼っている方は、散歩に出かけた際にノミが身体に付着し、家の中に持ち込んでしまうということがあるため注意が必要です。 また、ベランダから部屋の中に侵入してくる場合もあります。

・トコジラミ

トコジラミによる被害が拡大していることをご存知でしょうか? 人間はもちろんペットにも吸血し、繁殖する虫です。 主に宿泊先のホテルから持ち帰ってしまうことが大きな原因として挙げられます。 中でも衣類に付着し、持ち帰られてしまうことも多く、知らない間に自宅で大量発生していたというケースも珍しくありません。 基本的に物に付着して移動を行う虫なので、マンションの専用部から共用部へなど移動を繰り返して繁殖する可能性が多いのです。

・チョウバエ

チョウバエはコバエの一種で、トイレ・浴室・洗面所といった水まわりに発生する傾向があります。 高湿度の場所を好み、汚れが多く付着しています。 キッチンの生ゴミが置いてある場所にも発生することがあり、一度に大量発生するという特徴もあります。 マンションでは、とくに共用部であるゴミ捨て場で発生することが多い害虫です。

・カメムシ

カメムシは秋の季節に大量発生する傾向にあり、刺激してしまうと強烈な臭いを放ちます。 主にマンションのベランダ・バルコニーで発生することが多く、干していた洗濯物に付着したり網戸の隙間から入り込んだりして家の中に侵入します。 集団行動をする傾向にあるため、一匹見つけるとそのほかの場所で複数見つけたというケースも多いのです。 中にはマンションの共用部廊下の壁一面を覆うくらいに大量発生してしまう場合も。

マンション共用部の害虫駆除は誰が行う?

害虫駆除は誰が行う
マンション共用部であるエントランス・廊下・エレベーターなどの場所に発生する害虫の駆除は、大家さんもしくは管理会社が行わなければなりません。 マンションに住むすべての居住者の「安全で衛生的な住まい環境」を保持しなければならないためです。 害虫が大量発生すると「住環境が悪くなった」とイメージされてしまうため、大家さん・管理会社はなるべく迅速に害虫駆除を行う必要があるのです。 具体的な例としては、「マンションのエントランス・廊下・階段などにゴキブリやカメムシが居る」「マンション廊下の天井にハチの巣が張っている」という場合などが挙げられます。 このような場所は居住者の個人管理範囲では無いため、大家さんもしくは管理会社が害虫駆除を行うこととなります。

・ベランダなどの専有部は居住者が行うのが一般的

マンション専用部であるベランダやバルコニー、専有庭、室内に発生した害虫駆除に関しては、基本的に居住者が行わなければなりません。 各部屋のベランダ・バルコニー・専用庭などは管理会社が「居住者に専有許可している部分」であるため、居住者に管理責任があり、それに伴い害虫駆除にかかる費用も居住者が負担する必要があります。 ただし害虫が発生した原因が「建物の老朽化・欠陥」と明確になっている場合、大家さんもしくは管理会社に害虫駆除の責任があります。 また、設置されている場所にもよりますが、共用部分の配管に何らかの原因があり、害虫が排水口から上がってきてマンション内に発生した場合にも、大家さんや管理会社が責任を負わなければなりません。

マンション共用部の害虫駆除は業者におまかせ!

マンション共用部の害虫駆除は業者に
マンション共用部の害虫駆除は大家さん・管理会社が行わなければなりませんが、実際の害虫駆除の作業はプロの業者に依頼するようにしましょう。 近年では、害虫駆除に効果的なアイテムも多く市販されるようになったため、害虫駆除を業者に頼まず自分で行ってみようという方も多いのではないでしょうか? しかし自身で害虫駆除を行うよりも、専門の害虫駆除業者に依頼する方が確実かつスピーディーに害虫を除去することができます。 害虫の中にはとくに危険性が高い害虫、特殊な対処法でないと駆除が難しい害虫もいます。 そのため費用がかかってしまう場合でも、専門業者に依頼するのがおすすめです。

おわりに

本記事ではマンション共用部の害虫駆除は誰が行うべきなのか、そして害虫駆除作業は業者に依頼するのがおすすめの理由についてもご紹介しました。 マンション共用部の害虫駆除は大家さん・管理会社が行い、専用部の害虫駆除に関しては基本的に居住者が行わなければなりません。 また実際の害虫駆除作業は、害虫被害に遭うリスクも下げられる上、害虫駆除を効率的に行ってもらうことができる専門業者に依頼するようにしましょう。

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