オフィス清掃を行うベストな頻度とは?日常清掃・定期清掃で異なる?

2023.06.23
オフィス清掃の頻度

常に綺麗な状態に維持しておきたいオフィス。

そんなオフィスの清掃はどのくらいの頻度で行うのか、気になる方も多いのではないでしょうか?

本記事ではオフィス清掃を行うベストな頻度について、日常清掃・定期清掃それぞれの頻度をご紹介していきます。

オフィス清掃はなぜ必要?

オフィス清掃はなぜ必要

オフィス清掃はなぜ必要なのでしょうか?

 

・オフィスが汚れているとお客様に悪い印象を与える

「オフィスが汚れていること=お客様を迎える準備をしていない」ということになります。

オフィスのエントランスや会議室、応接室などは、とくに念入りに清掃を行い、お客様を気持ちよくお迎えできるようにしましょう。

 

・汚れてから清掃するのではなく常に美観を維持する

常にオフィスが綺麗な状態であれば、社員間でもその状態を維持しようとする意識が生まれるもの。

一方、汚れたオフィスでは「少しくらい汚れても大丈夫だろう」という意識が自然と生まれるため、汚れた後ではなく、汚れる前に美観を維持することが大切です。

 

・オフィス清掃が朝の運動習慣となる

デスクワークが中心となっている職種であれば、運動習慣がないことも。

「運動不足を解消するためにオフィス清掃を行う」というのもおすすめです。

オフィス清掃で腰を曲げてかがんだり、足の屈伸を行ったりといったことを行うことで、朝の程よい運動習慣ができるでしょう。

 

・汚れが悪化しにくくなる

「毎日綺麗にするのは面倒…」と思われる方も居られるかと思います。

しかし毎日の細かな掃除を怠ると、汚れがどんどん蓄積されてしまい、最終的には一度の掃除で大きな手間と時間がかかってしまうことも。

毎日簡単に清掃を行うだけでも、年末などに行う大掃除の手間を省くことができるでしょう。

オフィスの箇所ごとの清掃方法

オフィスの箇所ごとの清掃方法

オフィスの箇所ごとの清掃方法をご紹介します。

 

・床

掃除機を日常的にかけるようにしましょう。

同じ場所を2回以上往復し、毛足とは逆方向に掃除機を動かしていろんな方向から汚れを吸い出していきます。

床に汚れがこびりついて取れない場合には、プロの清掃業者にオフィス清掃を依頼しましょう。

 

・トイレ

トイレをいつでも綺麗な状態にしておくことで、「普段からトイレを綺麗に使う」という意識が生まれます。

多くの人が毎日使用する場所であるため、清掃業者に依頼して日常清掃を行ってもらうのがおすすめです。

便器は洗剤を使って磨き上げ、床はモップがけを行います。

 

・エアコン

エアコンフィルターにホコリや塵が詰まるため、エアコン清掃は行うべきですが、自力で綺麗にしようとすると最悪の場合、故障につながる恐れもあるため、清掃業者に依頼するのがおすすめです。

 

・パソコン

キーボードの隙間・パソコン内部を綺麗にする際には、ホコリが付着しにくくなるように静電気除去が可能な専用ブラシを用いると良いでしょう。

パソコン画面やケーブル間に汚れが付着している場合は、マイクロファイバークロスを使用するのがおすすめです。

タオルや布などを使ってしまうと、画面に細かい繊維が残ってしまうのですが、マイクロファイバークロスであれば繊維が残ることもなく、軽く汚れを拭き取るだけで綺麗になります。

 

・オフィスチェア

布張りオフィスチェアの場合、柔らかなブラシを用いてホコリを浮かび上がらせた後、ぬるま湯につけて絞ったタオルを用いてチェアの表面を拭いていきます。

取れない場合、洗剤と歯ブラシを用いて軽くこすり洗いをして落とし、しっかりと乾燥させて完了です。

革張りオフィスチェアは水拭きを行うと変色することも在るため、革専用クリーナーを用いて綺麗にしていきましょう。

合皮オフィスチェアは水拭きが行えます。

しつこい汚れが残る場合には、中性洗剤を薄めて汚れを落とすようにします。

オフィス清掃をスムーズに進めるコツ

オフィス清掃をスムーズに進めるコツをご紹介します。

 

 

・整理整頓が行いやすい環境を作る

オフィス清掃をスムーズに進めるには収納グッズを使ったり、収納方法を工夫したりして、整理整頓をしやすい環境を作ることが大切です。

どの場所に何が入っているか・置いているかを分かりやすくするために、ファイル・ボックスにラベルを付けるようにしましょう。

日用品や備品を設置する場所にルールを設けておくことも、整理整頓が行いやすい環境づくりにつながります。

 

 

・片付けを習慣化する

「掃除」は大変ですが、「片付け」であればそれほど負担にならないのではないでしょうか?

物を使った後は収納場所にきちんと戻す・並べてあるものはしっかりと並べておくなど、日常的に「片付けを習慣化する」ことも大切です。

日頃から片付けを習慣化させることで、自然とオフィスを綺麗に使うことができるようになり、日常清掃・定期清掃の作業負担を減らすことができるでしょう。

 

 

・共有スペースの整理

「何がどこにあるのか」一目で分かるように整理しましょう。

オフィスの不特定多数の人が使用するものは、どこに何があるかを分類して、分けて収納しておくことをおすすめします。

それぞれの置く場所や使用ルールを決め、従業員間で共有しておくことで、ルールが浸透し、全体が守れるようになるでしょう。

オフィス清掃を行うベストな頻度は?

オフィス清掃を行うベストな頻度

オフィス清掃にはゴミ捨てや簡易的な片付け・清掃を行う「日常清掃」、そして外壁ワックスがけ・エアコン洗浄などの大掛かりな清掃を行う「定期清掃」の2つがあります。

ビル内の1フロアを借りているようなテナントフロアの場合、上記2つのベストなオフィス清掃の頻度としては、「日常清掃は週に1度+定期清掃は年数回」の組み合わせがおすすめです。

従業員は基本デスクワークである場合が多いため、基本的にはオフィスの美観維持のために清掃が行われる傾向にあります。

定期清掃の作業回数としては利用人数や状況によって異なりますが、たとえば「床洗浄ワックス」の清掃サービスを行う場合、上履きを履いている場合は年1~2回、土足である場合は年2~4回程度を目安と思っておきましょう。

定期清掃を行う目的は、日常清掃では取り掛からない清掃範囲を清掃して綺麗にすることにあるため、日常清掃に比べると清掃頻度は少なくなる傾向にあります。

具体的な清掃内容としては、主にワックスがけ・エアコン洗浄・窓ガラスの清掃などが行われます。

大掛かりな清掃内容が中心で、清掃頻度は数ヶ月に1回や年に1回が多いでしょう。

ただし、実際にオフィスの定期清掃を依頼する際には、清掃業者と要相談するようにしてください。

清掃業者にはどれくらいの頻度で依頼すれば良い?

清掃業者にはどれくらいの頻度で依頼

日常的な清掃に関しては従業員間で行うようにし、従業員間で行うには難しい内容の清掃に関しては、清掃業者に依頼するのがおすすめです。

ある程度の清掃を従業員間で行うことで、「オフィスを綺麗に使おう」という意識も高まることでしょう。

またオフィスの規模感・従業員の人数などによって、清掃業者に依頼するベストな頻度は異なるものです。

そのため、やはり最終的には清掃業者と相談しながら、そのオフィスに合った頻度で清掃依頼を出すのが良いでしょう。

おわりに

本記事ではオフィス清掃を行うベストな頻度について、日常清掃・定期清掃それぞれの頻度をご紹介しました。

従業員間ではもちろん、来社された方の目にも留まるオフィスの綺麗さ。

いつでも美観維持できている美しいオフィスであれば、快適に働くことができるうえ、来社された方にも良い印象を与えることができます。

一般的な清掃頻度を押さえておき、清掃業者と相談しながら自社に合ったベストな清掃頻度を依頼するようにしましょう。