オフィスの清掃はどうする?場所別の掃除方法をご紹介

2022.03.29
場所別のオフィス清掃

「オフィスの清掃を可能な限り社員間で行いたい」と考える方も少なくないかと思います。

本記事では、そんな社員間でできるオフィスの場所別の掃除方法をいくつかご紹介していきます。

オフィス清掃の必要性

オフィス清掃の必要性

オフィス清掃が重要である理由にはどのようなものがあるのでしょうか?
オフィス清掃の必要性についてご紹介します。

 

・従業員の心と身体の健康を守るため

オフィスで勤務する従業員の方にとって、清掃はどのような影響をもたらすのでしょうか?
清掃が行き届いていてきちんと整理整頓が行われているオフィスでは、物や書類がどの場所にあるのかを一目で判断することができます。
探しものに時間を費やすということがあまり起こらず、仕事の作業効率を大きく改善させることができるでしょう。
また、人は整えられた環境に居ることを心地よいと感じるため、従業員が持つストレスもグッと軽減することができるでしょう。
オフィス清掃によって衛生面も管理されることで、オフィス内での感染症対策や従業員の心と身体の健康維持にもつながるのです。

 

・訪問者に対する会社イメージを良いものにするため

1日の訪問者が多いというオフィスもあるでしょう。
その場合、訪問者に対して会社の印象を良くしておきたいと思われるのではないでしょうか?
人が初めに抱く印象は、視覚情報が最も優位であると言われています。
そのため、オフィスに訪れるお客様が最初にオフィスのエントランスやオフィス内を目にして、美しい環境が整えられていると分かれば好印象を抱くのではないでしょうか?
またオフィスの清掃が行き届いた環境になっていれば、お客様の滞在中も心地よく過ごしていただくことができます。
さらにその場所で勤務している従業員がイキイキと働いている様子を目にすることで、会社のイメージアップにも大きくつなげることができるでしょう。

 

・会社の利益にも影響するため

「従業員のため」「訪問者などお客様のため」に行うことは、結果的に会社の利益にもつながります。
従業員の仕事の作業効率が上がると、時間・コストを大きく削減することができ、会社の利益率をアップさせることも可能となります。
従業員が心身健康に過ごせる環境を整えることで退職者・休職者は減り、損害を防止することにもつながります。
またお客様に会社に対する良いイメージを持ってもらうということは、会社の信頼性をアップさせることにもなり、その後の契約・取引といったものにも良い影響を与えるでしょう。
さらにオフィス清掃を定期的に行うことで、オフィスの建物や設備機器の点検・メンテナンスの役割も果たせるため、違和感・異常にも気づきやすくなると言えるでしょう。
なるべく常に正常な状態を保つことによって建物・設備機器の寿命を延ばすことができ、経費削減につながる可能性もゼロではありません。
オフィス清掃を行うことは、会社の利益にとっても非常に重要な役割を果たしていると言えるのです。

オフィス清掃の頻度は?

オフィス清掃の頻度

オフィスの清掃頻度について気になられている方も多いのではないでしょうか?
基本的にオフィスの簡単な清掃は毎日もしくは、2~3日に1度行うようにし、大掛かりな清掃は数ヶ月に1度の頻度で行うのが理想的です。
ゴミ捨て・オフィス床や廊下の掃き掃除・喫煙所の灰皿に溜まったタバコの吸い殻を捨てるなどの簡単な清掃は毎日行っているところも多いのではないでしょうか?
その一方で毎日行うことはできないような清掃に関しては、数ヶ月に1度や1年に1度ほどで清掃・メンテナンスを行っている場合が多いかと思います。
毎日行うことができないような特殊な清掃としては、たとえばガラス清掃・エアコン清掃・オフィス床や廊下のワックスがけ・外壁の高圧洗浄などが挙げられます。
これらの清掃・メンテナンスはオフィスビルがまとめて行う場合も多いのですが、部分的な掃除は清掃業者に依頼するなど、会社によってオフィス清掃の形態はさまざまだと言えます。

【場所別】オフィスの掃除方法をご紹介

オフィスの掃除方法

社員間でできるオフィスの場所別の掃除方法をご紹介していきます。

 

 

・床

オフィス社員が毎日歩くオフィスの床は、ホコリ・砂・髪の毛といったさまざまな汚れが付着しています。

この床の汚れを取る方法としては、掃除機をかけることがおすすめです。

毛足とは逆の方向から掃除機を2往復以上かけていき、汚れを吸引していきます。

染みがある部分には、食器用洗剤を使って落としていきましょう。

こすることで汚れはまた広がってしまうため、できる限り押し当てるようにし汚れを落としていきます。

 

 

・トイレ

トイレを掃除する時は、便器・トイレットペーパーの装着機・床を全面的に掃除していきます。

またトイレは汚れが付着しやすい共用部分でもあるため、できる限り毎日掃除を行うようにしましょう。

便器の本体部分は掃除ブラシ・トイレ用洗剤を使って磨き上げていきます。

トイレの床はモップを使って水拭きを行いましょう。

社員間でこまめに掃除しておくことで、汚れが付着することを防ぐことができます。

 

 

・デスクやパソコン

デスクに付着したインク・飲み物・食べ物の跡などは、厚手のウェットシートを使ってその場ですぐに拭き取るようにしましょう。

デスク上のパソコンデスクトップやキーボードといったものも、デスク掃除のついでに掃除しておくことをおすすめします。

デスクトップの縁やキーボード隙間に入り込んだ汚れなどは、掃除用ブラシ・エアダスターを用いて取り除くようにしましょう。

また、電源タップがデスク周辺にある場合、それらの周辺機器も忘れずに掃除するようにしてください。

 

 

・エアコン

エアコン掃除では、フィルター・エアコンの羽部分に付着した汚れを除去していきます。

ただエアコン掃除は、エアコン内部のパーツを分解したうえでフィルター掃除を行う必要があるため、社員間で行ってしまうとエアコン故障のリスクが生じてしまいます。

そのためエアコン表面汚れを取り除くだけにして、内部の汚れ除去はプロの清掃業者に任せるようにしましょう。

自力で掃除しようとして壊してしまっては意味がないので、無理をせず業者に依頼してください。

日常的なオフィス清掃が大変な場合は業者に依頼!

日常的なオフィス清掃

「オフィスの清掃は社員間で行う方が良いのか、それとも清掃業者に清掃を依頼する方が良いのか…」と迷われている方も多いかと思います。

そのような場合におすすめなのが、日常的なオフィス清掃は社員間で行うようにし、社員間で行うには手間・時間がかかってしまう清掃、また自分たちでは清掃するのが難しい箇所の清掃は清掃業者に依頼するという使い分けです。

もちろんオフィスに在籍する人数・オフィス規模によって最適な方法というのは異なりますが、自分たちが使うオフィスは自分たちである程度掃除を行うことで「日頃からできるだけ綺麗に使おう」という意識も高まることでしょう。

しかし、中には「少しでも清掃作業にかかる時間を減らしたい」「社員が業務に集中できる環境に整えたい」という場合もあるかと思います。

その場合には、日常清掃・定期清掃をまとめて清掃業者に依頼するようにしましょう。

おわりに

本記事では、社員間でできるオフィスの場所別の掃除方法をいくつかご紹介しました。

社員が行えるオフィス清掃の範囲・内容は限られていますが、それでも毎日こまめに掃除をしていれば綺麗なオフィスを保ち続けることができます。

ただ「毎日掃除に時間をかけていられない…」という場合には、ぜひ専門の清掃業者に日常清掃を依頼して、手間・時間をかけることなくオフィスの美しさを保つようにしてくださいね。